
八ヶ岳総合博物館では下記の通り、市民研究員養成講座(第3期)を開講しています。
市民研究員とは?
八ヶ岳山麓および諏訪地域のいろいろな自然分野についての学習、および科学教育振興に携わり、博物館を支え高めてくださる市民の養成を目的にしています。
「市民研究員養成講座 第3期」では、以下の7グループについてフィールドワークや科学工作などの実践的な活動を通じて学習を深めます。
- 植物グループ 博物館周辺および八ヶ岳山麓の植生や分布等について観察調査しながら、植物について学びます。
- シダグループ 身近なシダについての同定力を深め、地域のシダの分布を調べます。
- コケグループ 身近なコケ(蘚苔類)についての同定力を深め、地域のコケ分布を調べます。
- きのこグループ キノコについての同定力を深め、地域のキノコ類の目録作成を目指します。
- 天文グループ 宇宙について学習を深め、星空のガイドやモバイルプラネタリウムの解説ができる市民を目指します。
- 実験工作グループ 身近な素材を使って楽しい科学工作のメニューを開発し、それらを子どもたちに体験させる活動を通じて、理論と実践に強い「実験名人」を目指します。
- 語り伝承グループ 諏訪の風土気風とともに生きてきた生活の様子を古老から聞き取り、誰もが気軽に読める冊子に残していくという活動をします。



参加資格
高校生以上であれば、年齢・性別、研究活動の有無などを問わず、誰でも参加できます。
また、茅野市及び諏訪6市町村在住または在学であることも問いません。
市民研究員の認定
原則、所属したグループへの活動参加が年間8回、3年間で24回以上に達すると「市民研究員認定証」が授与されます。
市民研究員に認定されると
- 次年度以降の活動に積極的に参加して指導者のサポートをしながら、学習を進めていただきます。
- 自然観察会や出前実験の講師として博物館活動に協力いただくことがあります。
- 報告書やガイドブックの刊行に協力いただきます。
- 新たな学習活動・研究活動を提案し、推進することができます。
参加費等
各研究活動における参加費は無料ですが、現地への交通費は負担していただきます。