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八ヶ岳総合博物館では、博物館活動を支え高めてくださる「市民研究員」の皆さんとともに「市民研究員活動」を実施しています。現在、第5期(2025年4月~2028年3月)活動中です。
参加を希望される方は、参加票をご提出ください。
第5期市民研究員活動参加票 [PDFファイル/98KB]
諏訪地域にどんな植物が生育しているのかを調査・観察・採集し、種名を明らかにして標本と詳細なリストを作っています。活動を通じて植物についての学習を深めていきます。
諏訪地域にどんなシダが生育しているのか調査活動を行います。一人一人の個別の研究テーマを設定し、グループで議論する場を設け、シダについての学びを深めていきます。
身近なコケ(蘚苔類)についての同定力を深め、地域のコケ分布を調べます。生物顕微鏡を使ってより詳しい観察も行い、コケついての学びを深めていきます。
諏訪地域にどんなキノコが生育しているのかを調査・観察・採集し、種名を明らかにして標本と詳細なリストを作っています。単に「食べられるかどうか?」というのではなく、キノコそのものについて総合的に学んでいきます。
天体や宇宙について学びを深める定例学習会を行っています。天体写真撮影法や、直径40センチの望遠鏡を使った天体観望、モバイルプラネタリウムでの番組制作や投影解説も学べます。
身近な素材を使って楽しい科学工作のメニューを開発しています。主に子どもたちを対象にそれらを実践しながら、指導力にも磨きをかけ、教材のブラッシュアップを目指します。
諏訪の風土気風とともに生きてきた生活の様子を古老から聞き取り、記録する活動をしています。聞き取った内容は、冊子にまとめ発行しています。活動を通じて、地域文化について造詣を深めることができます。
高校生以上であれば、年齢・性別、研究活動の有無などを問わず、誰でも参加できます。
また、茅野市及び諏訪6市町村在住または在学であることも問いません。
原則、所属したグループへの活動参加が年間8回、3年間で24回以上に達すると「市民研究員認定証」が授与されます。
各研究活動における参加費は無料ですが、現地への交通費は自己負担です。
参加を希望される方は、参加票をご提出ください。
第5期市民研究員活動参加票 [PDFファイル/98KB]
2013年に始まった「市民研究員養成講座」は、博物館が行う地域の自然調査・研究や科学教育普及活動に参加していただける市民を養成する講座で、3年間を一区切り(1期)として活動を続けてきました。令和6年度末の第4期までに101名の方が「市民研究員認定証」を授与されています。
第5期では、これまでの積み重ねをもとに、さらに充実した博物館活動へと展開していきます。継続的・学術的な探究、積極的な参加により、市民研究員がますます活躍し、茅野市の魅力が一層輝くことを目指します。