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令和8年茅野市議会6月定例会招集挨拶

ページID:0079307 更新日:2026年6月3日更新 印刷ページ表示

本日、6月定例会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

警戒していた台風6号が過ぎ、現在確認できるところでは、倒木による道路規制が2件ありましたが既に規制は解除されました。また、現在、北山地区の一部地域で停電が発生している状況です。人的被害の報告は受けておりませんが、引き続き警戒してまいります。

 

さて、去る4月25日、茅野駅前のベルビア1階に、茅野駅前賑わい交流拠点施設、愛称「8Peaks living(エイトピークス・リビング)」が産声を上げました。  

この施設は、第6次総合計画で掲げる「交流拠点CHINO」の実現に向け、長年の課題であった駅周辺の活性化に対して、公民協働で導き出した全体最適のひとつの答えであります。特筆すべきは、「DBO方式」を採用した点です。設計・施工から運営管理までを一体的に民間事業者のノウハウに託すことで、一過性ではない、持続可能な運営体制を構築いたしました。

約2,000平方メートルの施設内には31区画の貸しオフィスや会員制ラウンジが整備され、ビジネスの活気が常に生まれる場を目指しております。

同時に、従来の観光バスの発着機能に加え、地産地消を中心とした地元の食を楽しめる飲食エリアや書店、市民が憩えるリビングエリアも備え、観光客と市民が自然に交差する、まさに「まちのリビング」として機能し始めています。

また、このエイトピークス・リビングは、さまざまな人と関わりながら、地域と人や事業が繋がっていく「茅野駅前賑わい交流拠点」です。

8peaks living

8peaks living

ここで国家戦略特区を活用し、茅野市における開業の支援を行うため、エイトピークス・リビングに開業ワンストップセンターを設置することとなりました。

設置主体は国(内閣府、法務省、国税庁、厚生労働省)及び茅野市で、(外国人を含めた)開業の促進のため、登記、税務、社会保険等の法人設立や事業開始時に必要な各種申請等のための窓口を集約し、関連する相談業務や各種手続きの支援を総合的に実施するというものです。

この開業ワンストップセンターの設置により、創業支援の裾野の拡大や、創業相談から法人設立までのワンストップ支援機能の充実により、開業時の負担軽減を図ることが期待されています。

 

そして今、私が何よりも頼もしく、かつ嬉しく感じているのは、この施設の立ち上げから運営管理まで、その中核を担っているのが、茅野市で生まれ育った若い人たちだということです。  

彼らは自ら会社を立ち上げ、「自分たちの手で茅野市を『若者に選ばれるまち』に変える」という覚悟を持って指定管理者となり、情熱を傾けてくれています。

さらに、茅野市へ移住してきた新たな感性を持つ仲間たちとの連携により、貸しオフィスへの入居や飲食エリアへの出店を通じた、新たなつながりが生み出されており、従来の枠にとらわれない交流の形を示し、新たなムーブメントを巻き起こしています。ここからこのまちの新たな可能性が生まれていくのだと思います。

 

そうした中、若者世代、子育て世代を対象とした「まちづくり懇談会」を7月5日にエイトピークス・リビングを会場に、エイトピークス・リビングを運営する若者たちと開催します。10年後、20年後に茅野市を担っていく方々と、このまちのこれからについて語り合い、繋がり合うきっかけの場にしていけたらと考えているところです。

8peaks living

他にも、八ヶ岳西麓りんご生産アカデミーや信州就農LABOの取組、北山地区でのきたやまミーティング、泉野地区の八ヶ岳泉野編集部など、市内各所で、次世代を担う若者たちがそれぞれの活動のフィールドで果敢にチャレンジしてくれています。

こうした若者たち個々の「情熱」と「力」がつながり、結びつくことで生まれる新たな化学反応が、この地域が明るい未来に向かうための活力と魅力の源泉になると私は信じております。

「茅野市を変える。茅野市は変わる。茅野市を変えるのは今しかない」といった想いを緩めることなく、引き続き令和8年度の市政を進めていまいります。

 

いずれにしましてもエイトピークス・リビングはまだ歩み始めたばかりです。引き続き地域住民、観光客、別荘利用者、民間事業者など多くの皆様にご利用いただき、緩やかにつながり、新たな価値を創出するという「交流拠点CHINO」を象徴する施設の実現を公民協働で目指してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

さて、本日、ご提案申し上げます案件は、全部で17件であります。その内訳は、

専決処分案件   2件、

事件決議案件   2件、

人事案件     1件、

条例案件     5件、

予算案件     1件、

報告案件     6件  であります。

 

まず、専決処分案件ですが、

議案第34号は、茅野市税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについてを、

議案第35号は、茅野市国民健康保険税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについてを、それぞれお願いするものです。

 

次に、事件決議案件ですが、

議案第36号は、財産の無償譲渡について、

議案第37号は、市道路線の認定についてそれぞれお願いするものです。

 

次に、人事案件ですが、

議案第38号は、茅野市固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求めることについてお願いするものです。

 

次に、条例案件ですが、

議案第39号から議案43号は、茅野市議会議員及び茅野市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例、及び茅野市議会議員及び茅野市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例を始め、全部で5本の条例の一部改正をお願いするものであります。

 

次に、予算案件ですが、

議案第44号は、令和8年度茅野市一般会計補正予算第1号についてです。

歳出の主なものといたしましては、

地域DX推進事業費では、諏訪中央病院が実施する心不全患者の再入院予防のための遠隔看護普及に向けた心不全テレナーシングの事業継続のために必要な経費の補正増、

防災対策費では、指定避難所及び防災拠点に移動式エアコンと発電機を配備するための防災用備蓄費の補正増、また、自主防災組織が土のう運搬機や防災倉庫を購入するための経費を支援する自主防災組織防災活動強化事業補助金の補正増、

生活保護事業費では、生活扶助規準改定にかかる最高裁判決を受けて国が新たな基準を設定したことに伴い、差額を追加支給することになった生活保護事業費等の補正増、

温泉施設管理費では、尖石温泉縄文の湯のボイラー更新にかかる工事請負費の補正増、

その他、農業への人材の呼び込みと定着を図ることを目的とした農業担い手育成事業費の補正増や、旧不燃物処理場の解体工事に伴う事業費の補正増、小学校の人権教育費にかかる補正増など、全部で

17の事業について補正、財源振替を行い、歳入歳出予算のそれぞれに1億5,407万3千円を追加して、歳入歳出予算の総額を、

306億8,407万3千円とするものです。

 

次に、報告案件ですが、

報告第1号は、専決処分の報告について、

報告第2号は、令和7年度茅野市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について、

報告第3号及び報告第4号は、令和7年度茅野市水道事業会計予算及び令和7年度茅野市下水道事業会計予算の繰越について、それぞれご報告をさせていただくものです。

報告第5号及び報告第6号では、茅野市総合サービス株式会社、株式会社地域文化創造の経営状況につきまして、それぞれご報告をさせていただくものです。

 

以上、議案の概要を申し上げました。詳細につきましては、この後、部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議をお願いいたします。

 

最後に、市民の皆様、議員各位のご理解とご支援をお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。

 

茅野市長 今井 敦