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「ツキノワグマ出没注意報」期間延長 クマとの遭遇に注意!
期間延長 令和6年6月5日から11月14日まで
県内においてツキノワグマの目撃件数が増加傾向にあり、人身被害が発生していることから、県は6月5日に「ツキノワグマ出没注意報」を発令しました。
県内でツキノワグマによる人身被害が発生し、引き続きツキノワグマの出没リスクが高い状況であることから、長野県は「ツキノワグマ出没注意報」を令和6年11月14日まで延長しました。キノコ狩り等で森林に立ち入る際は十分気を付けてください。
目撃情報
・令和6年8月3日(足跡) 米沢地区 山際農地でツキノワグマのものと思われる足跡。
・令和6年7月14日(錯誤捕獲) 金沢地区 林内で錯誤捕獲
・令和6年7月13日(錯誤捕獲) 金沢地区 林内で錯誤捕獲
・令和6年7月7日(目撃) 午前11時30分頃 ビーナスライン竜源橋付近の山林内にて目撃。
・令和6年6月28日(交通事故死) 中央道(金沢御狩野付近)で交通事故による死亡個体。
・令和6年6月24日(錯誤捕獲) 宮川地区 林内で錯誤捕獲。
・令和6年6月22日(目撃) 午後10時20分頃 金沢地区JR青柳駅付近の国道20号にて目撃。
・令和6年6月22日(目撃) 午前9時30分頃 鹿山財産区内にて目撃。
目撃等場所の詳細はページ中段の「R6クマ出没マップ」をご覧ください。
自然豊かな長野県にはツキノワグマをはじめとする野生鳥獣が数多く生息しています。
登山・山菜採り・きのこ採りで山に入る際や農作業時等のクマとの遭遇による人身被害を防止するため、山林内、山際の耕地や道路では十分気をつけてください。
クマ出没注意!
長野県内では里地でのクマの目撃件数が昨年度より増加しており、人身被害も発生しています。
登山・山菜取り・きのこ採り・散策等で山へ入る場合や山際で農作業等する場合は、熊よけの鈴や音の出るもの(ラジオや笛など)を持っていったり、複数人で行動するなど十分気をつけてください。
秋のクマは冬眠に備えて脂肪を蓄えるため餌を探し回ります。
冬の間、クマは冬眠期間となりますが、個体差もあり行動する場合があります。クマに遭遇した場合やクマを目撃した場合は、以下のような対応を心がけてください。
茅野市内のクマ出没マップ
クマによる人身被害を防ぐために
クマは本来、木の実などが主食の温厚で臆病な動物で、人間に気がつけば、自ら逃げたり、身を隠したりするために、出会うことはめったにありません。しかし、クマがエサ探しに夢中になっていたり、沢沿いで水音がうるさかったり、その他の理由で人の気配に気づかず、バッタリ出会ってしまった場合には、人身事故につながってしまうことがあります。とくに、春先は、冬ごもりから目覚めたクマが食べ物を探して活発に行動するため、遭遇の危険性が高まります。
クマとの人身事故を未然に防ぐには「クマに遭わないこと」が最善の防衛手段です。以下のことについて、日頃から心がけてください。
人の存在を知らせる
クマは人の気配を感じると、自分から人を避ける行動をとります。森林内への立ち入りや山際の農地で作業をする場合は、鈴や笛を鳴らしたり、ラジオをつけるなど、音の出るものを携帯し、クマに人間の存在を知らせましょう。
明け方、夕暮れ時は最注意
クマの出没している地域周辺では、クマの活動が活発になる、明け方・夕暮れ時の外出はなるべく避けましょう。また、できるだけ単独での行動はやめ、複数で声を掛け合いながら行動しましょう。
痕跡を見つけたら危ない
クマの新しい痕跡(フンや足跡)を見つけたらクマが近くにいます。直ぐに引き返しましょう。もし、遭遇してしまったら、慌てずに、クマを驚かさないように、ゆっくりと後ずさりしてその場を離れましょう。
子グマの後ろに親グマ
子グマは比較的警戒心が薄く、歩道などに出てくることがあります。しかし、子グマの近くには、母グマがいて子グマを守るために、襲ってくる場合があり非常に危険です。子グマを見た場合にはそっと立ち去りましょう。(どんなに可愛くても絶対に近づいてはいけません。)
クマの好みそうなものにも要注意
クマを誘引するような物の管理に注意し、ジュースの空き缶、弁当箱のポイ捨てなどをしないようにしましょう。
クマの好みそうな物の代表例
- 生ごみ
- クリ、カキ等の未利用果樹及び廃果
- 漬物
- はちみつ
- 飼料
- チェーンオイル
- 塗料等
関連情報
『ツキノワグマによる人身被害を防ぐために(長野県のホームページ)』(別ウィンドウが開きます)<外部リンク>
『環境省作成マニュアル及びパンフレット等』<外部リンク>