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令和8年茅野市議会3月定例会招集挨拶

ページID:0076576 更新日:2026年2月24日更新 印刷ページ表示

​八ヶ岳の峰々に抱かれた茅野市にもようやく春の柔らかな陽射しが届き始めました。本日、3月定例会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 

去る2月8日に執行された衆議院議員総選挙につきましては、異例の厳冬期の選挙にもかかわらず、全国の投票率は56.26%と、前回の衆議院選挙、小選挙区と比較すると2.41ポイント上昇する結果となり、国民の民意が示されました。これは、人口動態や社会的な背景が急激に変容しつつある今日、国民が我が国の進むべき道に対して極めて高い関心をもち、あらゆる世代が、それぞれの視点で「今までどおりではいけないのではないか」という危機感や、「社会をより良くしたい」という熱い思いをもって一票が投じられた結果であろうと受け止めています。

一方で、幅広い世代の方々に政治に関心をもっていただくことは、国政だけでなく、茅野市の市政運営においても極めて重要な部分であります。茅野市における今回の選挙の投票率は57.60%でした。前回の選挙との比較では、全国を上回る3.19ポイントの上昇、投票者数にすると1,324人の一票が増えたことになります。

市民の方々の政治への関心の高まりを頼もしく感じるとともに、引き続き市民への情報発信や対話に重きをおき、若い世代からシニア世代まで、さまざまな世代の声を真摯に受け止め、各世代が未来に希望を持てる持続可能なまちづくりを目指してまいります。

まちづくり懇談会

さて、今議会は、いわゆる予算議会です。新年度予算は、幅広い世代に及ぶ市民生活の安心と地域の持続可能な発展を着実に進めていくものとなります。それでは、令和8年度当初予算について、若干説明をさせていただきます。

令和8年度予算編成の基本的な方針として、第6次茅野市総合計画で目指すまちの将来像「たくましく やさしい しなやかな交流拠点CHINO」の実現に向け、真に必要な事業を計画的かつ効果的に予算計上するとともに、部分最適に陥ることなく全体最適の視点に立ち、茅野市の未来を創造する礎の予算となるように全職員が一丸となって編成しました。

この方針に基づき、令和8年度当初予算は、「暮らしの基盤を支え、希望を育てる予算 ~生活の土台をしっかり固め、未来への可能性を広げます~」を基本コンセプトとして編成しました。

まず、全国の公立病院と同様に地域医療の中核である諏訪中央病院も厳しい病院経営を迫られていることから、暮らしの基盤となる総合的な医療の提供や地域医療体制の充実を今後も力強く推進するために、諏訪中央病院への財政支援を強化します。 

また、安全・安心な暮らしの礎となる基盤整備を重要視し、道路・橋梁・上下水道などの公共インフラの更新・長寿命化や自然災害への対策を重点化します。

さらに、将来の茅野市を担う子どもたちへの積極的な投資として子どもの医療費負担の無償化を行います。また、地域経済の活性化や未来への種播きとして新たな賑わい交流拠点施設のオープンなど未来への希望を創出するために必要な予算を配分しました。

社会構想大学院大学

福山通運 災害協定式

その結果、令和8年度当初予算の総額は、

305億3,000万円となり、過去2番目の予算規模となりました。特に民生費は、団塊の世代が後期高齢者に到達し高齢化社会のピークを迎えつつあることもあり、初めて100億円を超え、予算全体に占める割合は約3分の1となっています。また、一般会計と特別会計、公営企業会計を合わせました全会計の予算総額は、449億円6784万円となりました。

予算編成の過程で当初、基金の繰入額を10億円未満に抑えることを目標としていましたが、その目標を達成することができました。繰入額の内訳は、財政調整基金から5.7億円、減債基金から4億円、その他の基金から約3千万円を繰り入れたところです。

現状では、堅調な税収やふるさと納税の伸びにより歳入は増えていますが、歳出構造は硬直化が進行している状況です。また、予算編成の過程においては、事務事業や事業執行のための組織と職員配置の見直しを行う必要性がより一層明らかになってきたところです。

そのうえで、茅野市を取り巻く状況を俯瞰すると、高齢化社会における社会保障関連費の増加、公共施設や公共インフラの老朽化、地域コミュニティの弱体化、公共施設のあり方の見直しなどにより、今後も財政需要の大幅な増加が見込まれており、いずれも避けては通れない喫緊の課題となっています。

こうした課題にしっかりと向き合うとともに、新しい時代に対応したまちづくりの手法や自治・協働のあり方などを丁寧に議論し、再構築を図りながら、茅野市が将来に渡って「幸せを実現できるまち」であり続けるために、引き続き市民の方々と一緒にまちづくりの取組を進めてまいります。

 

さて、本日、ご提案申し上げます案件は、全部で32件であります。その内訳は、

専決処分案件  2件

事件決議案件  7件、

人事案件    1件、

条例案件   12件、

予算案件   10件 であります。

 

まず、専決処分案件ですが、

議案第1号及び第2号は、令和7年度茅野市一般会計補正予算(第7号及び第8号)の専決処分の承認を求めることについてそれぞれお願いするものであります。

 

次に、事件決議案件ですが、

議案第3号は、権利の放棄について、

議案第4号は、令和7年度永明小中学校メイングラウンド等整備工事(債務負担)の請負契約について、

議案第5号は、令和6年度交付金永明地区2級

26号線交差点改良工事(債務負担)の変更請負契約について、

議案第6号から議案第8号は、市道路線の認定及び廃止について、

議案第9号は、公の施設の指定管理者の指定についてそれぞれお願いするものであります。

 

次に、人事案件ですが、

議案第10号は、茅野市監査委員選任の同意を求めることについてお願いするものであります。

 

次に、条例案件であります。

議案第11号から議案第23号は、茅野市公告式条例の一部を改正する条例を始め、全部で12本の条例の制定、一部改正、全部改正をお願いするものであります。

 

次に、予算案件であります。

議案第24号は、令和7年度茅野市一般会計補正予算第9号について、お願いするものであります。

歳出の主なものといたしましては、

財政事務費では、基金の運用により生じた利子や臨時財政対策債償還基金費として交付された普通交付税をそれぞれ財政調整基金、減債基金に積み立てるための補正増、私立認定こども園等支援事業費では、令和7年12月の人事院勧告により、私立認定こども園等の施設型給付費及び施設等利用給付費の基準が改定となったことにより負担金が増となるため、その必要額の補正増、塵芥(じんかい)処理費では、茅野環境館の解体工事に係る費用の補正増、その他、退職者が当初より増えたことに伴う職員手当の補正増や、国の地域未来交付金、旧称、第2世代交付金を活用して令和8年度に実施予定だった事業について、国の令和7年補正予算分に申請する必要が生じたため、前倒して実施する事業が8件、国の補正予算を獲得したことにより前倒しして実施する事業が2件、物価高騰対応重点支援金を活用して行う事業が4件など、全部で32の事業について補正、財源振替を行い、歳入歳出予算のそれぞれに5億9,056万8千円を追加して、歳入歳出予算の総額を、328億1,480万3千円とするとともに、繰越明許費補正29件、地方債補正11件をお願いするものであります。

 

議案第25号は、令和8年度茅野市一般会計予算についてお願いするものであります。概要につきましては、先ほど申し上げましたので省かせていただきます。

その他、議案第26号から議案第33号は、令和8年度の茅野市特別会計予算、公営企業会計予算、財産区特別会計予算について、それぞれお願いするものであります。

以上、議案の概要を申し上げました。詳細につきましては、この後、部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

最後に、市民の皆様、議員各位のご理解とご支援を賜りながら、市民の安心と希望につながる市政運営に全力で取り組むことをお誓い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。

 

茅野市長 今井 敦