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これまで茅野市議会では、市民から信頼される議会を目指して、様々な取組を進めてまいりました。今回は市民の皆さんが市議会の現状やこれまでの取組について、どのように受け止めているか把握し今後の議会活動を活性化するために、アンケート用紙を全戸配布し令和2年9月23日から10月31日までの期間で調査を実施しました。
回収方法は、各コミュニティセンター、ゆいわーく茅野、中央公民館、市役所、ワークラボ八ヶ岳、市営温泉施設にアンケート用紙と回収箱を設置。また郵送、ファックスにて受付と、インターネットからの回答で行いました。
回答者は562人でした。
多くの市民の皆さんからご意見ご協力をいただき、ありがとうございました。
年齢構成は子育て世代の40代までの回答は15%と少なく、50代以上が85%と多い。若い人の意見が反映されていない側面もある。
各地区からおおむね万遍なく回答いただいた。
市民の考えを反映しているかについて、「どちらかというと」を含めた思う思わないの評価は「思う」39%「思わない」37%と拮抗している。
複数回答で議会の役割で期待すること、重要なことに関しては、「市民意見の反映」を求める声が最も多く、続いて「行政とのパイプ役」「市政への政策提言や市政の監視チェック」を求める声と続いている。
議会の役割で不足していることは、問3と同様の項目が同じ順位で上位を占めており、多くの方が求めている議会の役割を十分に果たせていないことが浮き彫りとなった。
議会だより等の活動内容のお知らせが分かりやすいかについては、思う、思わないが拮抗しているものの、半数に近い45%は見たことがないと回答しており、関心の薄さがうかがわれる。
議会の議論や活動をわかりやすくするために必要なことは、議会だより、ホームページ、報告会の充実、TVやネットの議会中継の拡大を求める意見が多かった。
評価点は平均60点。評価点は優良可でいう「可」相当。厳しい意見の反面、議会活性化を望む市民の期待がうかがえる。
1、総合的に64%の市民からは、建設的もしくは肯定的観点からの指摘を頂いた。
半面、36%の方からは批判的であったり、厳しい視点からのご意見を頂いており、市政、議会、議員個人の資質について、改めて見つめなおす必要がある結果となった。
2、頂いたご意見を、「議員個人」、「議会活動」及び「市政運営」に大別してみると、「議員個人」に対する意見は約3割(78人)で、そのうち約7割(55人)は態度・資質に対する批判的な意見となっている。市民の約2割が厳しい目を向けていることがうかがえる。
「議会運営」に関しては、「市民の声を市政に反映してほしい」という意見が最も多く、次いで「政策提言」を求める声が多かった。これは問3、4における議会に期待することや重要な点として考えられており、同時に不足している事に反映しており、合い呼応する。