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ゼロカーボン×持続可能なまちづくり

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「ゼロカーボン」とは

「ゼロカーボン」「カーボンニュートラル」「ネットゼロ」「脱炭素」といった様々な表現があります。

これらの言葉は、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、植林、主伐、間伐等などの森林整備による「吸収量」を差し引いて、その合計をゼロにすることを意味しています。

茅野市では、令和4年4月にゼロカーボン推進室が設置され、2050年のゼロカーボン実現に向け、取組を進めています。

ゼロカーボンを達成するためには、温室効果ガスの排出量の削減が必須です。「自分だけが行動しても変わらない」から「私たち一人ひとりが自分事として」へ意識と行動の転換が求められています。省エネやリサイクルなど自らができることを考え、実際に行動していく必要があります。

ゼロカーボンイメージ図(出典:脱炭素ポータル)

なぜ今、ゼロカーボンが必要なのか(地球温暖化の現状)

1985年にオーストリアのフィラハで開催された地球温暖化に関する初めての世界的な会議(フィラハ会議)をきっかけに、二酸化炭素による地球温暖化の問題が大きく取り上げられるようになりました。その後、1997年の京都議定書や2015年のパリ協定で、国際的な枠組みや温室効果ガスの削減目標などが定められました。

最近では、毎年日本のどこかで「10年に一度」「100年に一度」といわれるような大きな災害が起きています。茅野市においても、10年前の大雪や台風による停電、令和3年宮川地区での土石流など、地球温暖化による気候危機は他人ごとではない状況です。これらの災害は、地球温暖化が主な原因とされています。世界の平均気温は2020年時点で、工業化以前(1850~1900年)と比べ、既に約1.1℃上昇したことが示されており、日本においても気温上昇が続いています。(下図参照)

日本の年平均気温偏差​(出典:脱炭素ポータル)

このままの状況が続けば、更なる気温上昇が予測されます。将来の世代も安心して暮らせる、持続可能な経済社会をつくるため、「私たち一人ひとりが自分事として」今から、ゼロカーボン社会の実現に向けて取り組む必要があります。

未来のこどもたちのために

「私たち一人ひとり」が考えましょう。

小さなお子さんやお孫さんがいる方は、お顔を思い浮かべてみてください。私たちの大切な人の20年後、30年後に今のツケを遺すのか、笑顔を守るか選択するのは、今の私たちです。

地球温暖化については、「何とかしなければならない重大な問題」だということは誰しもが理解されていると思います。しかし、問題のスケールが大きすぎて、まだ大半の方が、「国が、偉い人が、誰かが何とかしてくれるだろう」「自分だけが行動しても変わらない」「寒いこの地域では、1℃や2℃上がった方が過ごしやすい」と思っているのが現状です。

国も、県も、市も2050年ゼロカーボンという目標を掲げ、道筋を示し、支援を行っていますが、行動するのは私たちです。

人は結果に対して、行動した場合よりも行動しなかった方が、後悔が大きいと言われます。私たち一人ひとりが、この問題に関心を持ち、自分には何かできるのかを考え、自らが行動することで、「私たちの大切な人の未来」を守りましょう。

 

八ヶ岳

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