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学校運営協議会は、茅野市教育委員会が指名した地域の有識者の方に集まって頂いて、学校運営についてご協議頂く会です。令和7年度も4回実施します。4月16日に第1回を開催し、以下のことが話し合われました。
【学校運営等について】
・学校運営の方針については承認したい。学校運教育目標「純朴にしてたくましい子ども」の具現に向けて、ぜひ友だちと考える授業や地域の方々に参加してもらう授業を大切にしてほしい。
・学校地域ボランティアが地域住民に広がっていない。ボランティアを限定的に捉えず、広く捉えてほしい。地域の住民にとって学校はハードルが高い。学校が地域に求めるものは何かを明確にしたい。コミュニティ運営協議会や区長会等でも呼びかけていきたい。学校運営協議会委員もそれぞれに呼びかけていく。
・縄文のビーナスプランがあまり浸透していないように感じる。運営協議会委員もこれから勉強していきたい。
・今年度の入学式に参加させていただいた。セレモニーを否定するわけではないが、もっと子ども中心の式にならないか。教育委員会や校長先生、PTA会長さんの話は短くして、新1年生と5・6年生児童の「一緒に仲よくやっていこう!」という思いが伝わるような式になるとよい。
・「北山を愛し、北山に誇りをもつ子どもの育成」という部分について、北山地区は農村地帯と観光地との2つの特色を併せ持つ地域。125年の歴史ある学校。「北山でよかったな」という郷土愛をいかに子どもたちに根付かせていくか。例えば歴史を学ぶ上では武田信玄との関係はどうか?あるいは、どうして北山は観光地なのか?どうしてたくさんの人が来てくれるのか?どういった特色があるのか?こうしたことを授業でやってほしい。
・ボランティア募集の中に北山の歴史を知っている人、郷土の特色を知っている人など、こうした項目を入れてほしい。難しかったら茅野市観光課に相談するとよい。
・ボランティアの募集について、学校が「こんな人に来てほしい」ではなくて、地域の人から「こんなことができます」と声をあげる形はどうか。誰がどのように申し込むか、申し込み方の工夫が必要。
・茅野市学校運営協議会規則に「子どもたちの意見を聴くことができる」とあるので、子どもたちの意見を聴いたらいい。先生方の意見を聴いたらいい。
・他校でポニーの飼育等で資金づくりの活動をしているニュースを見た。子どもたちの活動の中で出てきたものをうまく捉えて、子どもと大人がどうやってつながり、やりたいことを実現していくかを考えたい。