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第4回学校運営協議会 協議内容

ページID:20250217 更新日:2025年2月17日更新 印刷ページ表示

学校運営協議会は、茅野市教育委員会が指名した地域の有識者の方に集まって頂いて、学校運営についてご協議頂く会です。今年度は4回実施します。2月12日に第4回を開催し、以下のことが話し合われました。

【令和6年度の活動の振り返り・学校評価・非違行為防止研修報告等について】

・授業を参観したが、授業風景が変わった。(自由進度学習の授業を参観して)。

・自分たちが育った時代は、先生には「権威があった」「怖い存在であった」が、今の時代は変わってきているという印象がある。5年生の授業は本を使って自分たちで一生懸命本で調べるなど、おもしろい授業だった。本の中身も時代によって変化している部分をアップデートできるとよい。

→「教師主導」から「子どもたちの伴走者」へと指導・支援のあり方が変わってきていること、すべての授業で自由進度学習を実施しているわけではないことを学校側から補足説明。

・ICTの活用が進められているが、タブレット中心になって子どもたち同士のコミュニケーション力は落ちていないか。タブレットの活用によって先生方の労働時間は削減されているか。

→個別の追究ではタブレットに向き合う姿があるが、追究時に友と相談したり、追究内容について友と関わり合ったりする姿がみられる。タブレットを活用する授業構成によって、先生方の授業準備時間が削減されるよさがある。

・自分の子どもの様子をみると、授業のタブレット活用で友だちとのコミュニケーション不足になることはないと感じる。ワープロ能力やパワーポイントの技術はこれから時代に必要な能力。学校で身につけていかないと世の中の流れについていけなくなる。むしろ家庭でのタブレット使用が心配である。

・北山小いじめや不登校の状況はどうか。

→不登校については今年度家事都合以外で30日以上欠席している児童はいない。いじめについては、関係する職員でいじめ対策委員会を開き、「いじめ」と判断した際は、それぞれの児童に複数の職員で丁寧に聞き取りをし、教育委員会の指示を仰ぎながら対応している。保護者に対してもいじめに至った経緯や指導の内容等について丁寧に報告している。

・飲酒運転や公金横領は犯罪である。先生方が自覚をもって取り組んでほしい。パワーハラスメントやセクシャルハラスメントは判断が難しい。相手がそう感じたらパワハラ・セクハラになるので十分に気をつけてほしい。 

・先生方が十分に気をつけていても、子どもたちから先生方に「おんぶ」や「だっこ」を求めてくることがある。子どもたちはコミュニケーションのつもりで先生方にスキンシップを求めるが、本来は家で親にやってもらうこと。特に女子児童が男性の先生方に抱きつくことは困るので、ご家庭でも自分の子どもに「先生方には抱きつかない」等の指導をしてもらうようにお願いしていくとよい。 

【来年度の学校運営について】

・「北山に学ぶ」というのはとてもよい。積極的に進めてほしい。地域のよさをもっと体験してほしい。地域の専門家については、学校運営協議会委員やコミュニティーセンターに相談するとよい。

・ボランティアを募集するときに「こういうことならまかせとけ」という、それぞれの得意分野を記入してもらうとよい。

・北山地区にはいろいろな人がいるので地域の人材を活用してほしい。地域への発信の仕方を工夫していきたい。


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