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学校運営協議会は、茅野市教育委員会が指名した地域の有識者の方に集まって頂いて、学校運営についてご協議頂く会です。今年度は4回実施します。11月28日に第3回を開催し、以下のことが話し合われました。
【第2回以降の教育活動について】
・給食試食会に関わって、子どもたちの食べ残しの状況はどうか。よく「朝食を食べてこない子ども」や「偏食の子ども」が多いと聞く。給食が様子を捉えるバロメーターとなる。
→本校は給食の食べ残しが少ないことを説明。湯川ひまわり会の皆さんのご協力に感謝を伝える。
・運動会で音花火がなくなった。地域との一体感がないようにも感じる。運動会に関わらず、地域が学校と接点をもてる工夫がほしい。
【安心・安全の学校づくりに関して】
・県道152号のバイパス(エコーライン)ができたので、芹ヶ沢地区の児童は芹ヶ沢交差点を回らず、エコーラインを通って通学した方が安全ではないか。
→通学路は安全面の考慮もあるが、ご家庭の意向によって決めていることを説明。
・通学に関して、北山は保護者の送迎が多いが、本当にこれでよのか。登下校は子どもたちのコミュニケーションの機会となるが、保護者の送迎によって貴重なコミュニケーションの機会がなくなっていないか。
・PTAで他校の様子を聞くと、北山以外は歩いて登下校するのが基本のようだ。ただし北山は地理的な環境から、学校までがかなりの距離になるため、車で学校に来ることに違和感がない。結局はそれぞれの保護者の考えによるが、通学時間での友との関わりは今の時代あまり重要でないのではないか。
・通学路の生け垣の整備等は、コミュニティ・スクールが声掛けをしていく役割があるのではないか。PTAでも校外指導部にも働きかけてみる。
・地域での見守りについては「学校だより」でお願いしていくのもよいのではないか。
【授業を参観して・子どもの様子で気になること】
・一生懸命できている子とついていけない子の差がみられる。できる子中心に学習をすすめていないか。担任の先生の他にサポートの先生がいるとよい。
・とても活力のある学級があった。今の子どもたちの学びはすごいと感じた。
・手を挙げる、挙げないはあまり関係がない。手を挙げなくても子どもはよく考えている。
【年度まとめの学校運営について】
・北山小の学区は観光と農村。どちらも素晴らしい財産。物価高騰もあるが、ぜひ今までのように1~6年までスキー教室に連れて行ってあげてほしい。
・スキーに関しては、地域のスキー場に声掛けをしていけば協力を仰げるのではないか。
・学校の活動にコミュニティ・スクールがどう関わっていくかが課題。