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「行財政改革プラン2023」で優先的に改革を進めていく事業の進捗状況をお伝えします。
令和6年度は2施設を廃止し、11事業が取組完了になりました。取組の成果として、令和7年度予算編成時点で、総額2億1000万円を超える財政効果を生み出すことができました。
事業名・取組内容 |
進捗状況 |
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・コミュニティ ・市民活動 ・環境 |
茅野環境館の廃止【取組完了】 | 旧環境館の解体方針を決定しました。 |
みんなのまちづくり支援事業補助金の支援内容の再構築 | 補助金等の指針を改定しましたが、みんなのまちづくり支援事業補助金の再構築には至らず、令和7年度以降の再検討となりました。 | |
・教育 ・子育て |
小学校の規模や配置の検討 | 小学校の今後のあり方について、各小学校区で2回ずつ保護者対象の地域対話を実施しました。また、8月5日で地域全体の地域対話の1回目が終了しました。 |
・保健 ・福祉 ・健康 |
温泉施設の集約や民営化 | 民営化に向け、サウンディング調査を実施し、2者から提案を受けましたが、民間譲渡の提案はありませんでした。 |
社会福祉協議会助成事業の見直し | 事業の一部を国、県からの補助事業に位置付けることで、市の一般財源からの支出を削減できました。 ※令和7年度一般財源削減額506万6千円 |
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・産業 ・都市基盤 |
蓼科高原映画祭の開催方法の見直し【取組完了】 | 可能な限りスリム化して開催しました。 ※令和7年度予算削減額50万円 |
ちの観光まちづくり推進機構(DMO)の改革、事業の整理【取組完了】 |
DMOと市観光課との役割分担を整理しました。 |
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産業振興プラザの体制見直し【取組完了】 | コーディネーターを1名削減しました。 ※令和7年度産業振興プラザへの補助金削減額93万6千円 |
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税収の確保【取組完了】 |
長野県で宿泊税を導入することになったため、市独自に観光客対象の新税は創設しない方針としました。 | |
千駄刈自然学校の廃止【取組完了】 | 市の施設としては廃止しました。 ※令和7年度予算削減額388万8千円 |
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白樺湖温泉すずらんの湯の廃止【取組完了】 | 市の施設としては廃止し、民間譲渡に向けて取り組みました。 | |
・生涯学習 | 小泉山体験の森整備活用事業、多留姫文学自然の里整備活用事業【取組完了】 |
市と市民団体の役割分担を確認し、市の関与を整理しました。 |
スケートセンター・ゴルフ練習場・プールの施設維持や運営方法の検討 | ・茅野市行財政審議会にスケートセンターの存廃について諮問し、「原則廃止する」旨の答申を受けました。市として施設の存廃を判断するため、情報等の整理を行っています。 ・プールは市の営業を終了し、民間譲渡が決定しました。 ※令和7年度予算削減額600万円 |
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・地域創生 | 教育資金利子補給事業の廃止【取組完了】 | 事業を廃止しました。 ※令和7年度予算削減額360万6千円 |
税収の確保【取組完了】 |
現地決済型ふるさと納税の運用を開始しました。また、ポータルサイトを拡充し、返礼品を60品目追加しました。 ※令和7年度歳入増加額(見込)1億9千万円 |
記載がない事業も取組を進めています。今後も茅野市が持続可能なまちであり続けるために改革を進めていきます。引き続き、市民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
「行財政改革プラン2023」の詳細は「Vol.4」をご覧ください。
広報ちの令和7年9月号掲載「茅野市を変える 茅野市は変わる ~今しかない、未来のための行財政改革~」Vol.20 [PDFファイル/1.07MB]