本文
今回の山出しは、新型コロナウイルス感染の感染拡大防止のため、人力による曳行が中止され、トレーラー搬送により行われました。
沿道では、2本ずつトレーラーで搬送される様子を感染対策を取りながら力強くおんべを振り、見届ける市民の姿が見られました。
トレーラーは、「一番塚交差点」付近の御柱綱置場を出発し、エコーラインを通過した後、「JAファーム茅野」様付近で御柱の清め払いを受けました。
その後、あけぼの隧道、上川橋、宮川橋を通過し、運行距離 約17.4キロメートルをおおよそ40分をかけて、終点の御柱屋敷に到着しました。
本来であれば最大の見せ場となる木落しと川越えも中止となりましたが、宮川橋では宮川の水をくみ上げて「御柱清めの水掛け」が行われました。
快晴の下、空高く吹き上がった放水に、市民からは大きな拍手がわきました。