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4月30日 学校運営協議会が開催されました。
学校長からは、皆さんに委嘱書をお渡しし、本年度の学校グランドデザインや推進していく縄文のビーナスプラン(一人一人の良さを見つめ、多様性を尊重し、更に伸ばしていく教育)について説明をしました。
グランドデザインの「考える子」については、考えることを楽しむ子、対話によって考えを深める子をめざしていくこと。
「すすんでやり抜く子」については、挨拶を自分からでなくても気持ちのよいあいさつをめざしていくこと。自分で決めて取り組んでいくことを大切にしていくこと。
「思いやる子」については、自分の良さを感得していく姿を求めていくこと。友だちとのちがいの「良さ」を認めあうことが大切であること等の話がありました。
協議会の委員の皆様からは以下のようなご意見を頂きました。
・昨年度から信州型から変わった。我々も責任をもって関わっていきたい。
・「考える子」については、学年に応じた言葉で伝えているのでしょうか。
校長:確かに学年の発達段階に沿って考えていなかったので、具体的に考えたい。
・具体目標など、通知票などに評価されていますか。せっかくのなので、児童に返す機会もあったらいいのでは。
校長:学校自己評価でも問うていきます。グランドデザインにも通知票での評価内容を記載しています。
・縄文ビーナスプランについてもう少し具体的に説明してください。
校長:一人一人の良さが生かされ、力を伸ばすために、学校内と学校外での多様な学びの場を作ります。どの子も安心していられる場所を作るためミニサポートルームを学校でも設置しました。特別支援教育に限らず、一人一人の良さに目を向けていきたい。
・ミニサポートルームを子どもが利用しているときには、職員は一緒にいますか。
校長:支援員や担任など必ずいるようにしています。大規模校のサポートルームには常勤職員がいますが、小規模校にはないのが現状です。養護の花岡教諭がこどもサポートコーディネーターで相談窓口となっています。
・大規模校でなくても、頼れる場所が必要な人はいる。小規模校でも常勤職員がいるといい。
・利用している児童は、そういう部屋の存在を知って、自分から利用しているならよいと思う。そういう安心の場所が確保されているはいいこと。
・1か月たったが、各学級の様子はどうでしょうか。
校長:担任も変わり、進級して気持ちを新たにし、朝読書もみんなで始めることができている。昨年度そろわなかった学級も落ち着いてスタートできている。落ち着いた環境は大切なので、職員でこの環境が継続していくように力を合わせてやっていきたい。
その後本年度の学校運営方針を承認していただきました。
4月の学校の様子について画像を見ながら教頭が説明をして会が終了しました。