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茅野市運動公園植栽基準について
はじめに
茅野市運動公園は、スポーツを楽しむ場だけでなく、公園内を散策する場、憩いの場、リスや小鳥などの小動物等を観察する場として、多くの市民の方にご利用いただいています。市民の方が安全に公園内を散策等できるように、専門家に樹木の診断を行い、必要に応じて支障木は撤去し植樹により同じ環境が保てるように基準を定めました。希少植物の保護に配慮します。支障木の撤去、植栽の樹種および本数等は、利用者等の関係者と協議をしながら進めます。
市民の方がより愛着を持てる公園機能および生態環境を維持保護するために、運動公園内の計画的な植栽を目的とした「茅野市運動公園植栽基準」を定めました。
茅野市運動公園植栽基準
1 基準策定の趣旨
茅野市運動公園は、スポーツを楽しむ場だけでなく、散策する場、憩いの場、リスや小鳥などの小動物を観察する場など、多くのみなさんにご利用いただいています。ます 春には公園内にある約5百数十本の桜が一斉に開花します。市民の方から鑑賞用のライトアップ設備をご寄贈いただき、多くのみなさんにお越しいただいています。また、公園内には野生の日本リスや野鳥が生息しています。こうした小動物が生息するためには、餌となる広葉樹の植栽等の環境整備が必要です。市は、市民の憩いの場としての機能および小動物等の生態環境を保護するため、運動公園への計画的な植栽を行うことを目的とした「茅野市運動公園植栽基準」を定めます。
2 基準の考え方
運動公園内の植栽は、運動公園通り線及び集合広場を中心にした桜、体育館北側やテニスコート、マレットゴルフコース、南側境界に小動物が生息する森林、運動施設を区分管理するためのツツジ等の低木による垣根、集合広場や芝生広場には市民が憩い集える芝生があります。
こうした既存の植栽状況を生かし、公園内を次の5つのゾーンに区分します。この区分により今後の植栽を進めます。
(1)桜ゾーン
昭和54年に植えられた桜が老木化しています。倒木する危険性に注意しながら植え替えを進めます。広場野球場のヒマラヤ杉や枝垂れ柳部分は順次桜に植え替えます。
公園通り線両側
広場野球場
集合広場
広場野球場
自由広場
第2駐車場
陸上競技場
(2)芝生ゾーン
休憩場や軽運動、観覧席として利用できるよう芝生を植え維持管理します。子どもたちが自由に運動ができるように、こどもの遊び場およびジャブジャブ池周辺は今後計画的に芝生化を進めます。
陸上競技場
総合体育館南側
芝生広場
集合広場南側
野球場外野観覧席
ジャブジャブ池周辺
こどもの遊び場
市営プール内
弓道場内
第2駐車場西側
(3)垣根低木ゾーン
基本的に運動公園の各施設は有料施設のため、その区分を明確にするフェンスとしてツツジ等の低木による垣根を植栽しています。また、この垣根は、防風やゴミの進入を防ぐ役割もあります。
陸上競技場
野球場
テニスコート
マレットゴルフツツジコース
国際スケートセンター
第1駐車場
(4)森林ゾーン
野生の小動物や野鳥が生息する林として、餌となる広葉樹の植栽等の環境整備を進めます。運動公園南側の長峰街道沿いは住居に影響が少ない針葉樹系の植栽を進めます。
運動公園南側
総合体育館、テニスコート北側
テニスコート南側
野外音楽堂周辺
(5)鑑賞低木ゾーン
鑑賞できる低木の樹木を定めて、計画的に植樹を行います。市民の方が愛着の持てる公園づくりを行うために、植栽および維持管理に市民の方等の参加を勧めます。
焼肉広場
野外音楽堂西
スケートセンター南観覧席
3 その他
植栽するものは各ゾーンにより区分します。詳細な植栽場所や本数、植栽後の維持管理方法等については関係者と協議します。この他の公園内希少植物については保護を進める。
基準図 茅野市運動公園植栽基準図[PDFファイル/238KB]
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地図情報
茅野市運動公園
茅野市玉川500番地