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令和5年中の茅野市の年間人口増減(人口動態)[統計]

1 令和5年の人口増減の状況

6年続けての人口減

令和5年中の茅野市の年間人口増減についてお知らせします。

毎月人口異動調査によると、令和5年中の茅野市の年間人口増減数は、367人の減少となりました。

人口増減数 △367人(人口増減率△0.66%)

  • 自然増減数 △406人(出生310人、死亡716人)
  • 社会増減数    26人(転入2,106人、転出2,080人)
  • その他の増減数 13人

(1) 人口について

人口増減数は367人の減少 
人口減少の原因は出生数の減少と死亡の増加

令和5年1年間の人口増減数は、367人の減少でした。
転入数と転出数の動向を示す社会動態数では、昨年の転出超過から、26人増の転入超過になりました。出生数と死亡数の動向を示す自然動態数では、13年連続で減少しており、出生者数が減少して死亡者数の増加している傾向が一層著しくなっています。

茅野市の人口は、ピークだった平成20年11月1日現在の57,406人以降は、平成29年を除き減少しています。

男女別の内訳をみると、令和5年1月1日現在の人口55,657人で、男性は27,876人、女性は27,781人となり、性比では男性の方が95人多い結果となっています。 

また、婚姻数は179件、離婚数は83件でした。婚姻数は、前年の203件に対して24件の減少、離婚数は、前年の82件に比べて1件増加しました。

図1 人口増減、自然増減数と社会増減数の推移
図1_人口増減、自然増減数と社会増減数の推移

資料:毎月人口異動調査

 

図2 人口動態の推移
人口動態の推移のグラフ

資料:毎月人口異動調査

第1表 人口動態の推移 [Excelファイル/44KB]

(2) 自然動態の推移について

自然増減数は406人減少、出生率5.57‰
過去最低を更新

令和5年中の自然動態は、出生者数が310人に対し、死亡者数が716人で、自然増減数(出生者数と死亡者数の差)は406人の減少となり、過去最低を更新しました。

出生数の減少と死亡数の増加による差が、自然増減数減少の原因となっています。

出生率(人口1,000人当たりの出生数)は5.57‰で、前年比0.24ポイント増加しました。
死亡率(人口1,000人当たりの死亡数)は12.86‰で、前年比0.35ポイント増加しました。

自然動態の推移を増減率でみると、年々減少の傾向にあり、平成22年までは、プラスの数値で推移していましたが、平成23年にマイナスに転じてから年々減少しており、令和5年はマイナス7.29‰となり過去最大の減少になっています。

また、平成23年は、死亡率が出生率よりも多くなる転換期となっており、出生者数は減少して、死亡者数が増加する傾向は続いています。

 

図3 出生率、死亡率、自然増減率の推移
図3_出生率、死亡率、自然増減率の推移のグラフ

資料:毎月人口異動調査

第2表 自然動態の推移 [Excelファイル/24KB]

(3) 社会動態の推移について

社会増減数26人増加、社会増減率0.05% 
転入超過

令和5年中の社会動態は、転入者数が2,106人に対し、転出者数2,080人で26人(増減率0.05%)の転入超過でした。

社会動態の推移をみると、昭和47年以来転入超過の状況が続き人口の増加原因となっていましたが、平成18年に転出超過となり、平成19年は転入超過となったものの、また平成20年からは転出超過となり人口減少の傾向となっていました。令和元年2年転出超過、令和3年転入超過、令和4年は転出超過でしたが、令和5年は転入超過に転じました。

図4 転入率、転出率、社会増減率の推移
図4_転入率、転出率、社会増減率の推移のグラフ

資料:毎月人口異動調査

第3表 社会動態の推移 [Excelファイル/25KB]

ア 地域別転入・転出者数の推移

県内からの転入は789人(前年比61人減)、県内への転出は901人(前年比83人減)で、転出超過112人。
県外からの転入は1,317人(前年比35人増)、県外への転出は1,179人(前年比2人減)で、転入超過138人。

県内への転出超過112人の内訳をみると、
諏訪地方への転出超過は25人、諏訪地方を除く県内へは転出超過は87人となっています。
諏訪地方の内訳は、岡谷市へ23人、原村へ12人、下諏訪町へ10人の転出超過となっており、諏訪市から17人、富士見町から3人が転入超過となっています。 

諏訪地方を除く県内では、松本市へ21人、長野市へ8人、塩尻市へ4人の転出超過となっています。

県外からの転入の内訳をみると、国外から263人、東京都から213人、神奈川県から116人と続いています。

県外への転出の内訳は、東京都へが234人、国外へ183人、神奈川県へ129人、埼玉県83人、愛知県72人と続いています。

図5 地域別転入超過数の推移
図5_地域別転入超過数の推移のグラフ

資料:毎月人口異動調査

第4表 地域別転入・転出人口の推移 [Excelファイル/116KB]

 

イ 年齢3区分別

すべての区分で転入超過

年齢3区分別にみると、年少人口(0~14歳)で8人(男性9人、女性マイナス1人)、生産年齢人口(15~64歳)で3人(男性90人、女性マイナス87人)、老年人口(65歳以上)で15人(男性20人、女性マイナス5人)と、すべての区分で転入超過となりました。

前年と比較すると、転入者数では0~14歳が4人の増、15~64歳が38人の減、65歳以上が8人の増で、生産年齢人口の転入が減少しました。
また、転出者数では、0~14歳が11人の減、15歳~64歳で100人の減、65歳以上で26人の増で、老年人口の転出が増加しました。
平成19年からの推移をみると、老年人口では平成29年及び令和元年を除いては、毎年転入超過が続いています。令和5年は15人の転入超過となりました。

生産年齢人口では、令和元年から転出超過が続いていましたが、令和5年は転入超過3人となりました。

図6 年齢3区分別転入超過人口の推移
図6_年齢3区分別転入超過人口の推移資料:毎月人口異動調査

第5表 年齢3区分別転入転出人口の推移 [Excelファイル/67KB]

ウ 年齢5歳階級別

若年層で転出超過傾向

男性は119人(転入1,232人、転出1,113人)の転入超過で、女性は93人(転入874人、転出967人)の転出超過でした。
これを年齢5歳階級別にみると、転入超過数が最も多い年齢階層は、15歳~19歳で48人増(男性67人、女性マイナス19人)、次い40歳~44歳の41人増(男性20人、女性21人)の順になっています。

転出超過数が最も多い年齢階層は、20歳~24歳で117人減(男性57人、女性60人)、30歳~34歳で25人減(男性13人、女性12人)の順となっています。

男性の転入超過数を年齢階層で見ると、15歳~19歳が67人で最も多く、次いで25歳~29歳の25人の順となっています。転出超過数では、20~24歳が57人で最も多く、次いで30~34歳の13人の順となっています。

女性の転入超過数を年齢階層で見ると、40~44歳が21人で最も多く、次いで50~54歳が13人の順となっています。転出超過数では、20~24歳が60人で最も多く、次いで25~29歳の36人の順となっています。

県外への転出超過は、20歳~24歳の男性61人、女性55人が多い年齢層となっています。

県外からの転入超過では、15歳~19歳の男性55人と35歳~39歳の男性26人、女性では60歳~64歳の17人が多い年齢階層となっています。

図7 男女別年齢5歳階級別転入超過の状況
図7_男女別年齢5歳階級別転入超過の状況

資料:毎月人口異動調査

第6表 年齢5歳階級別転入転出者数(社会動態) [Excelファイル/83KB]

2 地区別、区・自治会別人口増減数

(1)地区別人口増減

社会動態をみると

転入超過となった地区は5地区で、豊平地区72人増、ちの地区69人増、北山地区23人増、中大塩地区16人増、金沢地区7人増です。
転出超過となった地区は5地区で、玉川地区76人減、宮川地区52人減、湖東地区16人減、泉野地区14人減、米沢地区3人減です。

自然動態をみると

すべての地区で自然減少となっています。
自然減は、人口減少の大きな原因の一つとなっています。

第7表 地区別人口増減の内訳 [Excelファイル/33KB]
第8表 地区別毎月人口増減の内訳 [Excelファイル/463KB]

(2)区・自治会別人口増減内訳

グリーンヒルズヴィレッジ33人の人口増加

区・自治会別の人口増減の内訳で、人口が多く増加した区は、

  • グリーンヒルズヴィレッジで33人の増(転入超過38人、自然減5人)
  • 横内区が32人の増(転入超過25人、自然増9人)
  • 下古田区が32人の増(転入超過35人、自然減3人)

次いで本町区25人の増、粟沢区20人の増と続いています。

出生者数は神之原区が30人で市内で最も多く、次いで上原区23人、両久保区20人と続いています。

人口が減少した区は、宮川茅野区が最も多く46人の減(転出超過39人、自然減9人)となっています。続いて福沢区40人、小堂見区38人、中河原区31人と続いています。
死亡者数は、神之原区が31人で市内で最も多く、次いで本町区25人、上原区24人と続いています。

第9表 区・自治会別人口異動集計表 [Excelファイル/143KB]

3 令和5年中の長野県の市町村別異動状況

県下77市町村の内、人口増減率が増加したのは、2町5村(白馬村4.28%、野沢温泉村2.58%、御代田町2.06%の順)で、19市中では、茅野市は7番目のマイナス0.66%で、昨年のマイナス0.82%から0.16ポイント減少しました。
19市中、人口減少が最も低いのは小諸市のマイナス0.24%、安曇野市のマイナス0.38%、須坂市のマイナス0.40%の順となっており、19市すべての市で減少しています。

茅野市の自然増減率は、マイナス0.73%で19市中の5番目となっています。自然減少率が最も低いのは塩尻市のマイナス0.59%、松本市のマイナス0.62%、諏訪市のマイナス0.66%の順となっており、19市すべての市で減少しています。

茅野市の社会増減率(その他の増減数を含めたもの)は、0.07%で19市中の9番目となっています。
社会増減率(その他の増減数を含めたもの)は、小諸市で0.71%、安曇野市の0.44%、佐久市0.29%の順となっており、19市中9市で転入超過となっています。

長野県の毎月人口異動調査のホームページはこちら<外部リンク>をクリックしてください。

第10表 令和4年中長野県市町村別異動状況 [Excelファイル/183KB]

4 令和5年中の諏訪地方6市町村の人口異動状況

諏訪地方の人口増減率を見ると1,673人の転出超過で、0.88%の減少となっています。
また、長野県は人口増減数マイナス15,476人、0.77%の減少となっています。

茅野市は、367人減で人口増減率は0.66%の減少、原村は0.38%の増加でその他の市町は減少となっています。

転入転出による社会増加数については、茅野市で39人の転入超過となっています。
富士見町・原村は転入超過で、岡谷市・諏訪市・下諏訪町は転出超過となっています。

なお、自然増減数については、各市町村共にマイナスになっています。

第11表 令和3年中の諏訪地方6市町村の人口異動状況 [Excelファイル/27KB]

5 令和5年中の茅野市の年間人口増減数に対する考察

前回の令和4年中の社会増減が56人減と減少しましたが、今回の令和5年中の社会増減は、39人増と反転しました。
そのうち転入転出による社会増減は、26人の増となりました。しかし、これを日本人外国人の内訳で見ると、外国人は84人の転入超過に対して、日本人は58人の転出超過となっています。
新型コロナ感染症の水際対策が令和4年10月に大幅に緩和されたことによる、外国人労働者の市内企業への就業によるものと考えられます。

一方、出生死亡による自然動態では、406人と過去最大の減少となりました。出生は、前回の299人を11人上回った310人でしたが、平成25年から令和4年の過去10年平均402人と比較すると、大きく下回っています。死亡は、前回の702人から14人上回り、過去最大の716人でした。平成25年から令和4年の過去10年平均592人と比較すると、大きく上回っています。少産多死の傾向がいっそう進んでいると言えます。

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