本文
サントリーグループとペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しました
茅野市・富士見町・原村・諏訪南行政事務組合は、飲料メーカーであるサントリーグループと使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を令和7年1月21日に締結しました。
(左から)原村長、茅野市長、サントリーホールディングス株式会社サステナビリティ経営推進本部副本部長、富士見町長、諏訪南行政事務組合副組合長
水平リサイクルの取組について
これまで3市町村が収集したペットボトルは、フィルム、シート、繊維等の様々な用途にリサイクルされていましたが、用途が明確化されておらず、ペットボトル以外にリサイクルされると、使用後焼却されてしまうなど数回でリサイクルの輪が途切れてしまいました。令和7年4月から、収集されたペットボトルは、サントリーの指定する再生業者にて新たなペットボトルに生まれ変わり、サントリーの飲料製造に使用されることから、繰り返しリサイクルすることが可能となります。
この取組により、ペットボトルの再生先が明確に「見える化」されることでリサイクル意識のさらなる向上が期待されます。また、水平リサイクルでは、新たに化石由来原料からペットボトルを作るのと比べて、二酸化炭素を約60%削減※することができます。
本協定を機会に、市民・事業者・行政が一体となり、脱炭素社会の実現と循環型社会の形成を推進してまいります。
※使用済みペットボトルからプリフォーム製造までの工程において、新たに化石由来原料を使用する場合との比較
市民の皆さまへのお願い
市民の皆さまには、引き続きラベルをはがす、キャップをはずす、ボトルをすすぐといった分別方法にご協力ください(分別方法に変更はありません)。また、水平リサイクルが行われるよう市の収集場所への排出をお願いいたします。