奇跡は起こるものではなく 起こすもの
2学年八ヶ岳登山 硫黄岳に登頂
7月16日17日に2学年では八ヶ岳登山が行われました。前日までの強い雨で、実施が心配されましたが、登山にかかわっては延期はなく中止となるため、ギリギリまで慎重に判断を継続しました。15日は学校長が登山道の安全確認をし、気象庁の情報だけではなく、山岳救助隊が確認している衛星画像も参考にしました。最終的には、オーレン小屋までの林道における安全性は確保できているので、山小屋まで行って、次の判断をするということで、実施の判断をしました。当日の朝は晴れ間がのぞき、暑すぎず、2学年生徒の集団行動が非常にまとまていたことにより、大きく時間がずれ込むことがありませんでした。逆に予定よりも早めに行動できて、山小屋からは硫黄岳がきれいに見えました。そこで、翌日の天候を鑑み、硫黄岳にアタックするという判断をしたわけです。学年生徒の元気といろいろなことに対する前向きな興味関心の高さで、前日までは無理と思われた硫黄岳登頂も奇跡的にできました。生徒にとっては行ってみなければわからない貴重な体験ができました。山岳ガイドのかたは、奇跡は起きるものではなく、科学的根拠と君たちの協力で起こすものです。とほめていただきました。