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鳥獣による農作物への被害を減らすために

ページID:0001529 更新日:2018年12月3日更新 印刷ページ表示

近年、ニホンジカ等による農林業被害が中山間部を中心に深刻化しているほか、市街地ではカラスやドバト、ハクビシンなどの糞尿による家屋の汚損等の生活環境被害が発生しています。これらの野生鳥獣による被害を防ぐためには、「防除」と「捕獲」を総合的に進めていく必要があります。また、農業従事者の高齢化が進んでいる昨今においては、個々の取組だけでなく地域が一体となり被害対策に取り組むことが重要となります。

野生鳥獣の被害対策

防除対策とは

野生鳥獣にとって何も防御策を講じていない農地は、安全でしかもおいしいエサが手に入る食事場所(=エサ場)です。また、一度農作物の味を覚えてしまうと、できる限りの能力を使って農地への侵入を図るため、せっかく防護柵等を設置しても効果のないモノになってしまう可能性が高まります。こうした事態を招かないためにも、以下の取り組みをお願いします。

  1. 誘引物の除去=田畑や集落の「エサ場」としての魅力を下げる。
    • 生ごみや田畑に取り残した野菜、果樹等は、野生鳥獣のエサとなります。無造作に捨てたり、置いたままにしておくことは餌付け(=無意識な餌付け)につながり、自分の圃場だけでなく、周辺農地にまで被害を拡大させてしまいます。収穫残渣等は、コンポストに入れるなど、適切な処理を行ってください。
    • エサを与えないでください。野生鳥獣は本来、山や森の中で木の実などの食べ物を探して生活をしています。人から食べ物をもらうとそれに慣れてしまい、自分で食べ物を探せなくなり、街中に出てきてゴミ箱をあさったり、人の食べ物を奪ったりするようになってしまいます。また、野生鳥獣のなかには人間に感染するウイルスを持っているものもいます。むやみに、野生鳥獣に触れないようにしましょう。
  2. 防護柵の設置=農地に接近、侵入させない
    防護柵を設置しても、獣種や地形等によっては効果が得られない場合があります。加害獣や地形に合わせた防護柵を設置するようにしてください。ただし、設置にあたっては、野生鳥獣の目線に立って対策を考えることが重要です。以下ア、イ、ウを心がけるようにしてください。
    • ア、農作物の味を覚えさせない
    • イ、潜り込めると思わせない・飛び越せると思わせない
    • ウ、しびれない電気柵は設置しない
  3. ヤブ等の刈り払い=隠れ場所をつくらない

耕作放棄地や農地、人家周辺などのヤブ・雑木林は野生鳥獣の隠れ家となります。また、ヤブ等は、道路等で分断された行動域や移動経路を繋ぎ、農地への侵入の手助けとなるため、定期的に刈り払い等を行うようにしてください。

金属柵写真ネット柵写真電気柵写真

捕獲対策とは

 効果的に被害を減らすためには、防除対策だけでなく、被害を出している個体や群れを特定し、駆除することが重要です。また、ニホンジカ等の生息数や生息域が拡大している鳥獣については、その地域の個体数を減少させることが全体の被害程度の軽減につながるため、生息密度そのものを低下させる取組も必要となります。茅野市では、以下により捕獲対策を実施しています。

  1. 茅野市鳥獣被害対策実施隊による捕獲
    捕獲目標:ニホンジカ1350頭、イノシシ20頭
    実施期間:4月1日~11月14日まで(一部地域に限定し、11月15日~2月15日まで捕獲を実施)
  2. 諏訪猟友会茅野支部への委託による捕獲
    捕獲目標:ニホンジカ100頭、イノシシ10頭
    実施期間:2月16日~3月31日まで

野生鳥獣による被害が発生したら

野生鳥獣による農作物等への被害を最小限に食い止めるためには、被害の状況・実態を正確に把握し、早期に効果的な対策を考える必要があります。

被害などでお困りの方は、茅野市鳥獣被害対策室までご連絡ください。