本文
きのこ中毒に注意ください
きのこは数千種類あるといわれていますが、中には人間に対して有毒なきのこもあり、誤って食べることにより死に至ることもあります。
正しい知識を身につけ、毒きのこによる食中毒を防止しましょう。
きのこ中毒防止のポイント
1. 知らないきのこは採らない、絶対に食べない、人にあげない
自分が自信を持って鑑別できるものだけを採って食べるようにしましょう。
2. きのこの特徴を正確に覚え、確実な鑑別をする
食用きのことよく似た毒きのこがたくさんあります。特徴を正確に覚えて確実に鑑別しましょう。
まちがえやすい「毒きのこ」の例
毒きのこ | 食用きのこ |
---|---|
ドクヤマドリ | ヤマドリタケモドキ |
クサウラベニタケ | ウラベニホテイシメジ |
カキシメジ | チャナメツムタケ |
ツキヨタケ | ムキタケ |
そのきのこ大丈夫ですか?広報用資料(長野県) [PDFファイル/1.98MB]
3. 間違った言い伝えや迷信を信じない
次のような「間違った言い伝え」を信じてはいけません。
- 色が地味なきのこは食べられる
- 縦にさけるきのこは食べられる
- ナスと一緒に調理すれば食べられる
- 虫が食べているきのこは食べられる
食べすぎに注意しましょう
きのこは生鮮食品です。
また、消化がよいものではないので、食べられるきのこであっても「生で食べる」「大量に食べる」「古くなったものを食べる」のは避けましょう。
きのこ狩りで山などに入られる方へ
県内の山林において、CSF(豚熱)ウイルスに感染した野生イノシシが見つかっています。
CSF ウイルスは、物について運ばれる恐れがあることから、感染拡大を防ぐため、下山後は靴底などの泥をよく落としてください。
なお、CSF ウイルスは豚・イノシシの病気であり、人には感染しません。
「きのこ勉強会」について
有毒きのこによる食中毒は、例年9月から10月にかけて家庭を中心に発生しています。
これらの食中毒を未然に防止するため、長野県では9月20日から1か月間を「きのこ中毒予防月間」とし、きのこ中毒に関する知識の普及に取り組みます。
諏訪保健所では、この月間中に「きのこ勉強会」を開催しています。
※令和6年度の勉強会は終了しました。
参考サイト
有毒きのこにご注意を<外部リンク>(長野県ウェブサイト内)
毒キノコによる食中毒に注意しましょう<外部リンク>(厚生労働省ウェブサイト内)