PM2.5(微小粒子状物質)に関するお知らせ
PM2.5(微小粒子状物質)について
長野県は、微小粒子状物質(PM2.5)を測定している一般環境大気測定局(環境保全研究所、松本、諏訪、伊那、佐久、木曽、篠ノ井)の1日当たりの平均値が70マイクログラム/立方メートルを超えると予想される場合、全県地域に注意喚起情報を発表します。
注意喚起を行う判断の目安
(1)午前中の早めの時間の判断
PM2.5の影響が全県に及ぶと予想され、一般環境大気測定局のいずれかで、測定された日の午前5時から7時の1時間値の平均値が85マイクログラム/立方メートルよりも大きくなった場合
(2)午後からの活動に備えた判断
PM2.5の影響が全県に及ぶと予想され、一般環境大気測定局のいずれかで、測定された日の午前5時から12時の1時間値の平均値が80マイクログラム/立方メートルよりも大きくなった場合
注意喚起の周知
県からの情報に基づき、茅野市防災行政無線及び茅野市公式ホームページでお知らせします。
注意喚起がされた場合
一般的な周知
- 不要不急の外出や屋外での長時間の運動をできるだけ控える。
- 屋外になるべく出ないようにし、屋内においても換気や窓の開閉を必要最小限にする。
- 屋外で活動する際には、高性能な防塵マスクを着用する。
- 体調変化が大きい場合にあっては医師の診察を受ける。
学校、幼稚園、保育園等における注意事項
- 体育等授業時間内の運動のほか、クラブ活動など状況に応じ野外運動を控える。
- 休日等において発令された場合、校庭や運動場に児童・生徒がいないか確認する。
- 下校時には、児童・生徒等に途中寄り道をしないように指導する。
PM2.5とは
PM2.5とは、粒の直径が2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは、1メートルの100万分の1、1ミリメートルの1000分の1)以下の大気中に浮遊する粒子状の物質で、微小粒子状物質とも呼ばれます。
PM2.5は前述のとおり、その粒径が非常に小さいため、肺の奥まで入りやすいことから、健康への影響が心配されています。
その発生源は、砂塵や火山の噴火などからの自然由来のもの、化石燃料の燃焼から生じたものや自動車の排気ガスなどの大気汚染物質が化学反応することにより生じた人工発生源由来のものがあります。
微小粒子状物質(PM2.5)に関するQ&A[PDFファイル/308KB]
環境基準について
PM2.5については、平成21年9月新たに環境基準「人の健康を保護する上での望ましい基準」として、以下のように定められています。
「1年の平均濃度が1立方メートルあたり15マイクログラム(1マイクログラムは、1グラムの100万分の1)以下であり、かつ、1日の平均濃度が1立方メートルあたり35マイクログラム以下であること。」
PM2.5の測定状況について
長野県内においては、13地点で測定を実施しています。
詳細については、下記リンク先をご覧ください。
長野県内のPM2.5の測定状況
微小粒子状物質(PM2.5)の常時監視を実施しています<外部リンク>
現在の長野県内の大気汚染状況
大気常時監視局速報値<外部リンク>
※1時間あたりの速報値を見ることができます。
環境省大気汚染物質広域監視システム
大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)<外部リンク>
※アクセスが集中して、つながりにくい場合があります。
環境省ホームページ「微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報」<外部リンク>
問い合わせ
長野県環境部水大気環境課 026-235-7177