本文
令和4年度茅野市都市OS構築及び運用委託業務 公募型プロポーザル方式実施要領
背景と目的
茅野市は、国家戦略特区制度であるデジタル田園健康特区の指定を受け、デジタル技術の活用によって、地域における健康・医療に関する課題を解決するための施策を推進している。併せて、令和4年度を茅野市の「DX元年」と位置づけ、DX基本構想と、これを具体化するDX基本計画の策定を進めている。
これまで、それぞれのベンダーが開発・運用していたサービスでは、地域間や分野間、ベンダー間でのデータ連携が進んでおらず、それぞれのサービスを利用する者の情報を連携することができなかった。そのため、それぞれのサービスで利用者登録や申請手続きを行うほか、個人情報保護の観点から個人情報を取得する主体ごとに内部管理がなされ、他機関への提供においては都度本人の同意を求める等サービス利用者の手間が生じていた。
近年、民間主体を含むサービスのデータを連携し、利用者が一つのインターフェイスからニーズに即した最適なサービスを受けるために、都市OSを導入している自治体が見られる。本業務は、茅野市における前述の課題解決と、市民等の利便性向上を目的とした都市OSを構築・運用するものである。
*都市OSとは
利用者のオプトイン(許諾)を元に、利用者の認証、共通ID管理、アセットマネジメント、外部データ連携、サービス連携等の機能を備え、茅野市が管理するデータ及び茅野市以外の主体が管理するデータを連携し、住民等へのサービス提供を効果的・効率的に実施するためのシステム
業務概要
業務名
令和4年度茅野市都市OS構築及び運用委託業務
業務内容
下記の「業務委託仕様書」による
発注者
茅野市長 今井 敦
履行期間
契約日から令和5年3月31日まで
事業費限度額
金 102,700,000円(消費税及び地方消費税を含む)
ただし、この金額は、見積入札時の予定価格となるものではない。
事業者の選定方法及び業務仕様
本業務は、AI、Iot等の最新技術を活用した高度なICT技術力及び企画開発力を要する業務であり、多岐にわたる分野のサービスとの連携を長期的に運用する必要があることから、本市の業務目的を達するために最良の仕様を選定する必要がある。
よって、「茅野市プロポーザル方式実施要綱」に基づき、公募型プロポーザルにより提案者を公募し、総合的な見地から判断して最も適した提案者(以下、「特定者」という。)を特定し、特定者と業務仕様について協議することとする。
参加者の資格に関する事項
企画提案公募に参加できる者は、委託業務を効果的かつ効率的に実施できる法人(法人格を有すること。ただし、会社法人、特例民法法人、公益社団・財団法人、一般社団・財団法人、特定非営利活動法人等の法人格の種類は問わない。)であり、以下に掲げる条件をすべて満たす者とする。
- 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の規定により入札に参加することができないとされた者でないこと。
- 茅野市の競争入札参加資格を有していることまたは有する見込みがあること。
- 茅野市の入札参加停止措置を受けている期間中の者でないこと。
- 茅野市暴力団排除条例(平成24年茅野市条例第20号)第2条第1号に規定する暴力団または同条例第2条第2号に規定する暴力団員でないこと。
- 破産法(平成16年法律第75号)による破産手続き開始の申立て、会社更生法(平成14年法律第154号)及び民事再生法(平成11年法律第225号)による再生または再生手続きをしていないこと。
スケジュール
5月26日(木曜日) |
プロポーザル参加者公募開始 |
6月2日(木曜日)17時 |
プロポーザル参加申請書提出期限 |
6月7日(火曜日)15時 |
質問受付期限 |
6月10日(金曜日)~ |
質問回答公表 |
6月17日(金曜日)17時 |
提案書提出期限 |
6月22日(水曜日)AM |
提案者プレゼンテーション・ヒアリング 審査会 |
6月24日(金曜日) |
審査結果の通知・公表 |
6月下旬 |
業務仕様の決定 |
6月下旬 |
見積書提出 |
7月上旬 |
契約(内閣府交付金交付決定後) |
実施要領等
(様式第2号)プロポーザル参加申請書 [Wordファイル/20KB]
別紙(宣誓書)プロポーザル参加申請書 [Wordファイル/21KB]
審査結果の公表について
標記公募型プロポーザルについて、期限までに提出のありました提案書類に基づき、令和4年6月22日(水曜日)に審査を行いました。
その結果は次のとおりです。
本プロポーザルに参加いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。
アクセンチュア株式会社を実施業務に最も適した提案者として特定しました。
(審査結果)令和4年度茅野市都市OS構築及び運用委託業務 [PDFファイル/74KB]