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神長官守矢史料館
休館日
10月6日(月曜日)・14日(火曜日)・20日(月曜日)・27日(月曜日)
企画展について
古墳の茅野―地域のなかの古墳― 高部会場
会期 令和7(2025)年10月4日(土曜日)~12月19日(金曜日)
八ヶ岳総合博物館特別展「古墳の茅野―地域のなかの古墳―」の開催にあわせ、当館では茅野市宮川高部に所在する古墳の出土遺物と、古墳について記述がある守矢文書を展示します。
関連イベント ウォークイベント「茅野の古墳を歩く」守屋山麓編
日 時:令和7年10月13日(月曜日・祝日)8時30分~12時
集合場所:八ヶ岳総合博物館
定 員:20名(先着順)
参 加 費:500円
申 込:八ヶ岳総合博物館(0266-73-0300)へ電話にてお申し込みください。
守矢文書目録について
「神長官守矢家文書目録」は、売り切れとなりました。今後は、添付ファイルをダウンロードしてご覧ください。
常設展のご案内
守矢史料館は鎌倉時代より守矢家で伝えてきた守矢文書を保管・公開する史料館です。
守矢家は中世より諏訪神社上社の神官の一つである「神長官(じんちょうかん)」を明治時代まで勤めてきた家柄です。
守矢史料館は守矢家の敷地内に建っており、諏訪の風景を現在に伝えています。
収蔵史料
守矢文書は県宝155点・茅野市指定文化財50点を含む総点数1618点の古文書です。
諏訪神社の祭礼に関する古文書がほとんどですが、中には中世の信濃国の状況を克明に記録したものがあり、当時の状況を語る上で唯一の史料といってもいいでしょう。
中世の古文書でもっとも多い史料として武田信玄の書状があり、長野県だけではなく山梨県にも欠くことのできない史料です。
ロビー展示
諏訪神社上社において、御柱祭と並んで重要な祭礼である「御頭祭」の復元展示を行っています。「御頭祭」は旧暦3月の酉の日に行われていたので、別名「酉の祭り」ともいわれています。現在の御頭祭は4月15日に、上社前宮(茅野市)で行われている祭礼で、中世においては信濃各地の豪族に当番が割り当てられて執行されていました。
展示の元になった資料は、江戸後期に日本各地を回り、珍しいことを記録した菅江真澄のスケッチです。古来からの諏訪神社の祭礼の形態を考える上で非常に貴重な展示といえるでしょう。
常設展示室
常設展示室では、武田信玄の古文書を中心に展示しています。基本的な展示テーマは「鉄鐸」で、鉄鐸関係の古文書と、守矢家に伝わる鉄鐸を展示しています。その他、「鹿食免」のお札や、平成2年に守矢史料館建設に伴い発掘調査を行った状況や出土遺物を展示しています。
建物
守矢史料館は平成3年に開館し、建物の基本設計は藤森照信教授(当時 東京大学生産技術研究所助教授・現 東京大学名誉教授)が行いました。
藤森教授は諏訪の建造物の特徴や中世の信仰のイメージを取り入れつつ、新たな発想の史料館を建築しました。
構造は鉄筋コンクリートの上に、壁体部分においては内外とも特別調合の壁土を塗り、床面は同様のタタキとし、さらに一部壁土の上にはさわら材手割り板をかぶせています。また、屋根には地元の「鉄平石」といわれる平石と天然スレートをのせています。正面入口の庇を貫く4本柱は地元産のイチイの樹を使っています。
守矢史料館の刊行物
書名 | 価格 | 重さ |
---|---|---|
神長官守矢史料館のしおり | 200円 | 50グラム |
守矢史料館周辺ガイドブック | 800円 | 190グラム |
- 刊行物は神長官守矢史料館で購入することができます。
- 郵送の場合は、まず、現金書留で代金を郵送していただいた上、着払いでお送りします。
開館時間
午前9時~午後4時30分
休館日
毎週月曜日と年末年始(12月29日~1月3日)
国民の祝日の翌日。ただしこの日が月曜日にあたる時はその翌日も休館。
入館料
区分 | 大人 |
大学生・高校生 |
小中学生 |
---|---|---|---|
個人 | 200円 | 150円 | 100円 |
団体(20人以上、1人1回) | 150円 | 100円 | 70円 |
- 諏訪6市町村に在住または在学する小中学生は無料です。
入館時に図書館利用カードまたは生徒手帳を受付窓口で提示してください。 - 障がい者手帳をお持ちの方と介護者1名は入館料が半額となります。
入館時に「障がい手帳」を受付窓口で提示してください。 - その他の減免、または優待割引などについては、当館へお問い合わせください。
交通案内
- 徒歩の場合 JR茅野駅下車、駅より3キロ、徒歩40分
- 車の場合 中央自動車道諏訪インターチェンジから車で5分(駐車場あり)
地図情報
茅野市宮川389-1