茅野市の地場産業【信州鋸】
信州鋸(しんしゅうのこぎり)とは
信州鋸(しんしゅうのこぎり)は、伝統に基づいた手作りの鋸で、品質や耐久性に優れ、切れ味の良さにおいて全国的に知られています。
その歴史は、江戸時代文化年間、江戸で鋸鍛冶として名を知られた藤井甚九郎が高島藩の招きにより、諏訪に移住し、鋸の製造を始めたのが起こりで、甚九郎は信州鋸の元祖と言われています。
その後、明治時代以来、私達の住む長野県茅野市は信州鋸製造の本場として発展しました。
また、信州鋸は昭和57年に、長野県伝統的工芸品<外部リンク>に指定されました。
現在は、職人も限られ、希少な逸品となっています。
信州鋸生産工程
信州鋸職人が伝統の技に新しい技術を加え、手作りで一丁一丁心を込めて作り上げます。
信州鋸の特徴
- 手作り
- 切れ味の良さ
- 耐久性抜群
鋸の手入れの仕方
- 刃についている切りくずを取り除く。
- 水分を切って、布へ小量の油を湿らせて、鋸を拭く。
- 乾燥した場所に保管する。
信州鋸の紹介について
信州鋸の名工 両角金福(かねひろ)さんの技術を映像でお伝えします。
茅野市の匠Vol:004 信州鋸の名工 両角金福さん - Youtube<外部リンク>
茅野市八ヶ岳総合博物館の常設展示では信州鋸が展示されています。