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茅野市の地場産業~天然角寒天~
茅野市の古くからある地場産業に天然角寒天づくりがあります。今も昔ながらの製法で宮川地区を中心に作られています。
この地に寒天づくりが伝わったのは、1830年ごろの江戸時代天保年間と言われています。関西に出稼ぎに出ていた玉川村(現在の茅野市玉川地区)の小林粂左衛門が、寒天製法を持ち帰り普及させました。
寒天が諏訪地域の特産になった理由として、気温が低く寒天を凍結させやすいこと。雪や雨の量が少なく、晴天率が高いため、寒天の融解や乾燥が適度に進むことなどがあげられています。
工業的製法の粉寒天は世界各地で作られていますが、天然角寒天が生産されているのは諏訪地域だけと言われ、天然角寒天生産量のシェアは全国一です。地元では、御柱祭のおもてなし料理や行事食、祝い食などとして食されています。
寒天料理のレシピ
長野県寒天水産加工業協同組合<外部リンク>
寒天の効能やレシピ等、寒天に関する情報が掲載されています。
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