本文
国道299号整備促進期成同盟会
国道299号(茅野市から佐久穂町間)の道路整備促進を図り、産業、観光、交通、文化の進展に貢献することを目的とし、茅野市、佐久穂町、小海町及び関係する団体が集まり、国道299号整備促進期成同盟会を組織しています。
国道299号の沿線の状況
道路の現況
- 国道299号は、長野県茅野市の国道20号を起点とし、麦草峠を越え、南佐久郡小海町と佐久穂町を通り、十石峠を越え群馬県上野村とを結び、埼玉県入間市を終点とする国道です。
- 最高地点である麦草峠の標高は、2,127メートルと高く、国道としては日本で第2位の高さを誇ります。しかし、十石峠には、大型車の通行ができない区間もあります。厳しい気象条件から、麦草峠、十石峠ともに、冬期間は交通規制により閉鎖されます。
観光道路としての重要性
- 沿線には、多くの自然観光資源を抱え、広域を結ぶ観光事業に欠かすことのできない主要道路となっています。
- 茅野市から佐久穂町までの国道299号は、通称「メルヘン街道」と呼ばれ、八ヶ岳を横断する国道です。
- 国道299号には、日本風景街道の「雲上と下界を結ぶ妖精の棲む街道」という愛称もあります。標高2,000メートルに並ぶ4つの天然湖や広大な白樺林など、自然を生かした道路環境の整備を目指し、地域住民や企業と行政の協働により、美しい道路空間を形成する行動戦略の検討が行われます。
- 国道299号沿線の観光地は、他の地域に比べ県外からの観光客が多く、アクセス道路としての機能充実が必要です。
重点課題
通年通行が可能な整備促進
- 国道299号は、市町村をつなぐ主要幹線道路であるとともに、各地域では身近な生活道路として機能しています。交通需要も増加しています。
- 冬期間は、積雪や凍結による交通事故防止のため全面通行止となります。このような状況を解消するため、長期的にはトンネル化の構想を掲げながら、通年通行が可能な整備促進を重点課題として取り組んでいます。
主な活動
- 7月定期総会
- 10月長野県建設部へ要望
- 10月関東地方整備局、国土交通省、財務省、地元出身国会議員へ要望
組織
会員
会長
茅野市長
副会長
- 佐久穂町長
- 小海町長
理事
茅野市議会議長、佐久穂町議会議長、小海町議会議長、茅野市議会経済建設委員長、佐久穂町議会経済環境常任委員長、小海町議会総務産業常任委員長、外山財産区、内山財産区、蓼科観光協会、奥蓼科観光協会、八ヶ岳観光協会、蓼科中央高原観光協会、小海町観光協会、小海町商工会、北牧財産区、佐久穂町観光協会、佐久穂町商工会、アルピコ交通株式会社、千曲バス株式会社、株式会社吉本、蓼科ビレッジ株式会社、森永製菓株式会社
顧問
地元国会議員、地元県議会議員、佐久建設事務所長、諏訪建設事務所長