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地籍調査事業を実施しています
茅野市では、皆さんの貴重な財産である「土地」の位置、面積等を正確に把握し、土地に関するトラブルを未然に防止するとともに、効率的な土地利用を図るため、平成23年度から国土調査法に基づく地籍調査事業を実施しています。
地籍調査とは?
「地籍」とは、いわば「土地に関する戸籍」のことです。
地籍調査は、国土調査法に基づく調査で、調査区域すべての土地の所有者、地番、地目を調査し、土地境界の確認を行います。
これをもとに測量を行った成果を法務局に送付することで、正確な「地図」と「登記簿」に更新します。
この調査を行うことで、土地資産の情報が正確に後世に伝える、土地取引が円滑になる、公共工事の効率化など、様々な効果が期待できます。
地籍調査はなぜ必要なのですか?
法務局には、土地の形状や並び順を知るための「地図」(一般的に「公図」と呼ばれる図面)、ある土地の所有者、地番、面積、地目などの概要をまとめた「登記簿」が備え付けられています。
しかしながら、多くの地域で、未だ正確な「地図」がなく、「地図に準ずる図面」のままになっています。
その大半は、明治初期の地租改正時に作られた和紙図がもとになっており、古い時代に作られた図面は正確さに欠けていることから、土地の形状が実際と異なっている場合や、あるはずの土地が描かれていない場合があります。
そこで、ひとつひとつの土地を調べ直して、新しい正確な「地図」と「登記簿」に作り直すために行います。
地籍調査は、こんなことに役立ちます。
この調査を行うとこんなことに役立ちます。
- 境界の位置が不明になっても、正確に復元することができますので土地に関するトラブルを未然に防止することができます。
- 土地の形状や面積がはっきりします。
- 災害復旧が迅速に行われます。
- 固定資産の課税が適正に行われます。
- 土地取り引きが円滑に行えます。
調査費用は?
地籍調査にかかる費用は、国(50%)、県(25%)、市(25%)で負担しますので、土地所有者に負担を求めることはありません。
ただし、境界の現地立ち会いに出ていただくことになりますが、その時間とそれにかかる交通費等の経費を支給する制度はありませんので、ご了承ください。
茅野市の調査状況
地籍調査状況マップ<外部リンク>をご覧ください。
地籍調査について詳しく知りたい方は、国土交通省の地籍調査Webをご覧ください。
(国土交通省 地籍調査Web<外部リンク>)