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【祝・二十歳】二十歳のみなさんへインタビュー、代表挨拶

令和5年20歳の式典 代表者挨拶

二十歳を迎えられたみなさん、おめでとうございます

令和6年1月7日(日曜日)、令和6年茅野市二十歳の式典が茅野市民館マルチホールで行われました。

式典は厳粛な雰囲気の中、参加者は大人への第一歩となる式典に緊張の面持ちで臨んでいました。

二十歳を迎えられたみなさん、茅野市で過ごした日々を胸に、大人としての責任や自覚を持ちながら、将来の夢に向かってこれからも頑張ってください。茅野市から応援しています。

二十歳を迎えられたみなさん

対象:平成15年4月2日から平成16年4月1日生まれ

該当者数:665名

突撃!二十歳を迎えられたみなさんへインタビュー

二十歳を迎えられたみなさんに、小中学校時代の思い出や茅野市のいい所、二十歳を迎えての抱負を伺いました。

再生時間:約18分

代表挨拶

長瀬 綾汰 さん

長瀬綾汰さん

今日、この佳き日に、二十歳の式典を迎えられたことを大変うれしく思います。

振り返れば、この20年間、沢山の思い出で溢れています。楽しい事、辛い事、本当に色々ありました。でも不思議と楽しい事ばかりが浮かんできます。これはきっと、私の人生が充実している証なのだと思います。それは、私を支えてくれている全ての人たちのお陰です。だから、これからは私が誰かを支えられるように、精一杯生きていきたいです。

私は今、大学の法学部で刑法と刑事訴訟法の勉強に特に力を入れて取り組んでいます。人はそれぞれ一人一人に守りたい生活があります。また、一人一人に守りたい人がいます。そんな国民の「守りたい」という気持ちに答えるのが刑法の役目だと私は考えています。私は将来、そんな刑法の厳格な運用を実現するべく、検事になりたいと考えています。そのためには司法試験に合格する必要があり、まだまだ先は長いですが、地道な努力を惜しまず挑んでいきたいと思います。

おそらくここから先の人生、私はいくつもの壁にぶつかると思います。今までも、沢山ぶつかってきました。「もう無理かもしれない」そう思う時だってあります。でも思い通りにならない事が人生であり、それで良い、ただし決して諦めない、その気持ちさえ忘れなければ、私たちは何度でも何度でも立ち上がれるのだと思います。ただ人間は、何かに本気になり過ぎると、周りが見えなくなり、今、自分のすぐ側にある幸せを忘れてしまうのだと思います。一度立ち止まり、周りを見渡せば、私には私のことを大切に思い、支えてくれる多くの人たちがいます。これは、普段は当たり前に感じることです。しかし、自分を思ってくれる人がいることは、決して当たり前のことではないと思います。私は、これからも向上心をもって突き進んで行きたいとは思いますが、上を見過ぎることなく、今ある幸せも、大事にしていきたいです。

私の両親は、これまで20年間、私を大切に育ててくれました。私はとても温かい二人の親に出会うことができ、本当に幸せ者です。心から感謝の気持ちを伝えたいです。まだまだ未熟な私は、恩返しなどとは程遠いかもしれません。だから今は、両親が応援してくれている私の夢を何としても叶え、その姿を見せる事が最大の恩返しだと思っています。

私たちの人生は、まだまだ始まったばかりです。未完成な私たちは、これから先、どんな自分にもなれます。どのような自分になるかは、これからの努力次第です。常に前を見て、希望をもって生きていきたいです。

結びに、この茅野市で共に育った全ての二十歳のみなさんが、それぞれの人生を悔いなく過ごせることを願い、代表の挨拶とさせていただきます。

竹村 飛呂 さん

竹村飛呂さん

本日は私たちのためにこのような盛大な式典を開催していただき誠にありがとうございます。また、今井市長をはじめ皆様から温かいお祝いと激励のお言葉をいただき、二十歳としての喜びを噛み締めると同時に、今後の責任の重大さを痛感しています。皆様から頂いた意義ある教訓を胸に、社会人としての自覚と責任を持ち、名実ともに大人と認められるよう精進していきたいと思います。

私のことを知っている人は、私がここにいることに驚いていると思いますが、自分が一番驚いています。私の出身中学は、注意されても聞かないような問題児ばかりいましたが、今ここから見てみるとみんなすっかり大人っぽくなっていて、私は本当にうれしいです。

私は横浜の大学の理工学部に進学しました。課題を後回しにし、期限ぎりぎりに必死にやるということの繰り返しで、私の恩師の「明日野郎は馬鹿野郎」という言葉を思い出します。横浜ではとても楽しい日々を送っていますが、小中学校のことを思い出し、地元に帰りたいと思うこともあります。放課後みんなで野球をしたり、虫や魚を捕りに行ったりしていたあの頃がとても懐かしいです。 

中学校までの私は本当に努力しない人間でした。努力したのに結果が出ないことを恐れ、努力することができませんでした。ただ、高校に入って自分の才能のなさを知り、自分より才能のある人に勝つためには、少なくとも、その人より努力しなければならないことを痛感しました。部活の夏の大会が終わり、受験勉強を始めた時はテストの順位も学年最下位で、先生からも浪人すること前提で話をされたりしましたけれども、そこから本当に死ぬ気で努力したため運も味方し、なんとか大学に行くことができました。

現在、私は将棋に挑戦しています。趣味の範疇を越えて努力しています。身長183センチ小中高野球部だった私が頭脳スポーツをしているのです。これは昔の私には想像できない挑戦ですが、毎日が充実感に満ちています。挑戦というのは、やはり生きる活力を与えてくれるものだと実感しています。

そのような想いから、昨年に将棋会館に行きました。そこには、すさまじい形相で将棋を指している棋士が大勢いらっしゃいました。私はその方々の気迫に圧倒されて、ついに将棋道場に入ることすらできず、とても悔しい思いをしました。この悔しさを忘れることなく、これからも勉学と将棋に励んでいきたいと思います。

今日、私たちがこうして集い、二十歳の式典を迎えることができたのは、私たちを支えてくれた家族や親族、教え導いてくださった先生方や、私たちの成長を温かく見守ってくださった地域の方々、そして共に歩んだ仲間たちのおかげです。皆様への感謝の気持ちと、二十歳としての決意を胸に刻み、これからの人生を歩んでいくことを誓い、二十歳の代表の挨拶とさせていただきます。

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