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美サイクル茅野
設立までの経過
平成8年4月30日、ごみ減量とリサイクル活動の効率的推進や景観形成のあり方について茅野市に提言するため、1年間のプロジェクト組織として「美サイクル茅野」が設立されました。
美サイクル茅野は、平成9年2月に、全国に先駆けた9種類16品目の分別収集を始めとするリサイクル活動の推進と景観形成のあり方について市に提言を行い、プロジェクトとしての役割は終えました。しかし、提言の内容を具現化し、実践に移していくための組織が必要であるという共通認識のもと、それまでの2つの環境美化推進団体、「ごみ減量並びにリサイクル推進市民会議(平成5年設立)」「美しい環境づくり推進会議(平成6年設立)」を解散・一元化する形で、平成9年5月に「実践する提言団体」として「美サイクル茅野」が再設立されました。
これまでの取組みの概要
日付 | 内容 |
---|---|
平成8年4月 | 美サイクル茅野設立 |
平成9年4月 | モデル地区において9種類16分別による資源物分別収集を開始 |
平成9年10月 | 茅野市環境副読本完成、市内全小学校9校へ配布 |
平成10年4月 | 全市94区160か所にて9種類16分別による資源物分別収集を開始 |
平成10年6月 | 市内9店舗の大型スーパー店での資源物の分別収集を開始 |
平成11年3月 | 全国初の「古紙完全循環型リサイクルネットワーク」を確立 |
平成12年4月 | 循環型社会の拠点施設「美サイクルプラザ」オープン |
平成13年8月 | 市内小中学校13校の給食生ごみを堆肥化し、学校農園で活用する 「フードリサイクル」を開始(平成16年度から保育園17園でも実施) |
平成14年4月 | 環境絵本「やつがたけのちっち」完成市内全年長児に配布開始 |
平成14年9月 | 美サイクル茅野主催の環境展「高原の都市(まち)エコフェスタ」の開催を開始 |
平成15年1月 | 美サイクル茅野ホームページ開設 |
平成16年3月 | 美サイクルプラザ運営組織が独立し、NPO法人「エコタウンちの」設立 |
平成17年4月 | 「茅野環境館」を開設(「美サイクルプラザ」の移転による) |
平成17年7月 | モデル2区で一般家庭の生ごみの回収・資源化を開始 |
平成18年10月 | 容器包装プラスチックの分別収集モデル事業開始 |
平成19年4月 | 容器包装プラスチックの分別収集開始 |
平成19年11月 | 茅野町区、仲町区一般家庭生ごみの回収・資源化を開始 |
平成20年10月 | 茅野区一般家庭生ごみの回収・資源化を開始 |
平成23年11月 | 横内区一般家庭生ごみの回収・資源化を開始 |
平成29年3月 | 生ごみ回収・資源化のモデル地区での収集を終了 |
平成29年6月 | 専用袋を用いた紙の分別によるごみ減量モデル事業を実施 |
令和元年10月 | 専用袋として紙製の雑がみ回収袋を作成 翌年小中学生に配布 |
環境美化活動の推進に向けて
美化推進部会では、「ごみを捨てさせない環境作り」を目指し、年3回のクリーンウォークとアダプトプログラム、不法投棄防止のための廃棄物回収も実施しています。
環境教育の推進に向けて
小さい頃から環境を大切にする心を育もうと、美サイクル茅野が中心となって環境教育の充実のための活動をしています。
環境絵本部会では、幼児に対して平成14年から美サイクル茅野・環境絵本部会が独自に作成した環境絵本「やつがたけのちっち」を年長児全員に読み聞かせし、プレゼントしています。この絵本はこどもたちが茅野市の恵まれた自然に気づき、自然の中へ誘い出すきっかけに、と2年の歳月をかけて作成したものです。
環境ボランティア部会では、小中学生が、各学校の環境学習での取組を年1回「高原の都市エコフェスタ」で発表しています。また、高校生は、大型店駐車場での資源物収集ボランティアや、環境活動を発表しています。
環境に関する市民への啓発
環境展部会では、環境について市民に関心を持ってもらうため、平成14年から「高原の都市エコフェスタ」を開催しています。