ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

どんぐり見つけてあそびましょ!

どんぐり見つけてあそびましょ!

秋の史跡公園で、色々な木の実をを拾って観察するイベントです。小さな子どもから参加でき、親子で楽しくお散歩をしながらどんぐりなどを拾ってもらいます。

尖石遺跡公園で拾ったどんぐり 史跡公園で拾ったどんぐり

どんぐりは毎年史跡公園でたくさん拾えます。公園内は自由に散策できるので、どんぐりやその他の木の実をを見つけて観察してみて下さい。もし集めたどんぐりが不要の場合は考古館へおすそ分けをお願いします。体験コーナーで使用させていただきます。

「どんぐり見つけてあそびましょ!」とは

考古館では体験コーナーの石皿と擦石(すりいし)でどんぐりを潰す体験ができます。そこで使用するどんぐりを一緒に拾ってもらうイベントです。

「縄文時代って、歴史の授業で聞いたことはあるけどよく覚えていないし、難しそう・・・」

そう思っている方でも気軽に少しだけ縄文体験をできるのが、この「どんぐり見つけてあそびましょ!」です。どんぐり拾いで縄文体験?と思う方もいるかと思いますが、縄文人にとってどんぐりは主食とも言われるほど身近な植物であり、実際どんぐりを食べていた痕跡があちこちから見つかっています。

史跡公園で縄文人の気分を味わいながら秋の一日、どんぐりをさがしてみましょう。つやつやのどんぐりや帽子をかぶったどんぐり、コナラ、ミズナラ、クヌギ。どんぐりにもいろいろな種類があります。どんぐりを縄文人のように潰してみたい方は展示室Dにある石皿と擦石(すりいし)で割ってつぶしてみましょう。さらに、展示室Cでは炭化した縄文時代のどんぐりクッキーを見ることもできます。

どんぐりの保管方法

考古館の周りで拾ったどんぐりなどの木の実はご自由にお持ち帰りできます。ですがどんぐりはそのまま放置すると虫が出てきてしまいます。どんぐり以外の松ぼっくりなどの木の実にも虫がいるのでポケットやビニールの袋などに入れたまま忘れないように注意してください。

どんぐりの中にいる虫を出すには水に1日以上浸けておきます。それでも出てこない虫はどんぐりを茹でてから、しっかりと乾燥させましょう。この乾燥が不十分だとカビが生えてしまうので注意してください。

過去のイベントの様子

史跡公園を散策する参加者(1)しゃがみこんでどんぐりを拾う人たち(2)

どんぐりを探して史跡公園を散策します。お天気が良くて気持ちがいいです。(1)どんぐりを発見!あちこちに落ちたどんぐりをひとつずつ拾い集めていきます。(2)


お母さんの後を追うこども(3)竪穴住居をみつめる親子(4)

こっちかな~、あ、あっちにもあるよ!なんて縄文人もこんな風に親子でどんぐりを拾っていたのかもしれません。(3)袋の中はどんぐりの他にもトチの実、松ぼっくり、栗などでいっぱい。大収穫です!さてそろそろお昼の時間。おなかもすいたし、帰りましょう。復元住居がみえるとホッとします。お疲れ様でした。(4)


「どんぐり見つけて遊びましょ」は親子でのご参加も大歓迎です。親子でも、お友達でも、みんなで楽しく木の実を拾いましょう。縄文時代にも大人が小さい子の手を引きながら、どんぐり拾いをしていたかもしれません。特にどんぐりは、関東中部の縄文時代の人々にとって、主食と言ってよかったであろうことが人骨の成分分析でわかっています。どんぐりは縄文人にとって切っても切れない大切な実りの一つだったことがわかります。

考古館周辺では、コナラ、ミズナラ、クヌギのどんぐりが拾えます。それぞれ形がちがうので、たくさん拾って比べてみてください。
どんぐりを食べるためにはあく抜きなど準備が必要です。そのままでは食べられませんので、ご注意ください。

関連情報

  • 茅野市公式フェイスブック<外部リンク>
  • 茅野市公式インスタグラム<外部リンク>
  • ビーナネットChino<外部リンク>