日本遺産「星降る中部高地の縄文世界 数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅」
日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」ストーリー概要
日本の真ん中、八ヶ岳を中心とした中部高地には、ほかでは見られない縄文時代の黒曜石鉱山がある。鉱山の森に足を踏み入れると、そこには縄文人が掘り出したキラキラ耀く(かがやく)黒曜石のカケラが一面に散らばり、星降る里として言い伝えられてきた。日本最古のブランド「黒曜石」は、最高級の矢じりの材料として日本の各地にもたらされた。
麓のムラで作られたヒトや森に生きる動物を描いた土器やヴィーナス土偶を見ると、縄文人の高い芸術性に驚かされ、黒曜石や山の幸に恵まれて繁栄した縄文人を身近に感じることができる。
ストーリーを構成する自治体(申請した自治体)
- 長野県(茅野市、富士見町、原村、諏訪市、岡谷市、下諏訪町、長和町、川上村)
- 山梨県(甲府市、北杜市、韮崎市、南アルプス市、笛吹市、甲州市)
ストーリーを構成する文化財のうち、茅野市の文化財
- 国宝「土偶」(縄文のビーナス)
- 国宝「土偶」(仮面の女神)
- 国指定特別史跡尖石遺跡
秋の尖石遺跡(与助尾根地区の復元住居) - 中ッ原遺跡
中ッ原縄文公園 - 国指定史跡上之段遺跡
上之段遺跡 - 国指定史跡駒形遺跡
駒形遺跡 - 長野県指定史跡御座岩岩陰(ございわいわかげ)遺跡
御座岩岩陰(ございわいわかげ)遺跡の第二岩陰(昭和30年代の調査の写真) - 八ヶ岳の黒曜石原産地
茅野市冷山(つめたやま)の黒曜石露頭 - 蓼科山・八ヶ岳
茅野市長峯遺跡から八ヶ岳を望む
(写真は茅野市笹原上(ささはらうえ)遺跡の紹介ページで掲載したものです。)