特別史跡尖石石器時代遺跡第2期整備基本計画を策定しました
特別史跡尖石石器時代遺跡は、日本で最初に縄文時代の集落が明らかにされた遺跡です。本史跡とその周辺には、縄文時代の人々の生活の舞台となった長峰状の台地と谷が織りなす地形が残され、台地上に落葉広葉樹の森、谷部に豊富な湧き水があり、様々な動植物が生息しています。
平成12年(2000年)の尖石縄文考古館の建設にあわせ、第1期整備を行い、史跡公園を開園しましたが、園路や復元住居等の維持管理をはじめ様々な課題が生じています。また、昨今の「縄文ブーム」により、本史跡のまちづくりに果たす役割が以前にも増して期待されるようになりました。
本計画は、老朽化が進む施設等の再整備を行い、多様な市民生活に利活用できる場として、また、本史跡の価値や魅力をさらに高め、「わが国文化の象徴たる」特別史跡にふさわしい場とするために策定しました。
「自然に彩られるムラ 5千年の音色につつまれる縄文のたたずまい」を合言葉に、20年後の本史跡のあるべき姿をめざし、第2期整備を進めていきます。
【史跡整備構想図】
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『特別史跡尖石石器時代遺跡第2期整備基本計画』