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最新の受賞者

第22回受賞者:福永 将大氏(ふくながまさひろ、福岡県)

尖石縄文文化賞条例にもとづく同賞選考委員会は、今井敦茅野市長の諮問を受け、8月24日及び9月12日の2回にわたって開催された。今回、選考・審査の対象となったのは、個人、団体計13件である。

候補者の内訳は、30歳代から70歳代におよび、研究歴や所属機関は多彩で、「受賞の対象となる研究及び活動の業績」についても、宮坂英弌が目指した縄文時代のすぐれた研究と活動を示すものであった。このことは、本賞が広く学界等一般に周知された結果をよく示すものである。

こうしたすぐれた候補者を得て、選考委員会にて慎重な審議を行い、第22回尖石縄文文化賞の受賞者として、福永将大氏(福岡県)を全会一致で推薦することに決定した。

同氏は、縄文文化研究で長く課題となってきた「縄文文化の東西差」の発現メカニズムについて、縄文時代後・晩期の土器の広域分布の変動や生業、集団構成等から研究を行ってきた。その成果は『東と西の縄文社会』にまとめられており、縄文文化の多様性とその背景に関する認識を大きく深化させたものとして評価できる。同書で提示された東西縄文後期社会モデルは、同氏が参加してきたイギリスや中国、モンゴルの新石器時代等の遺跡の調査も含めて得られた幅広い研究視野から導き出されたものでもあり、この点からも評価できるものである。

こうした氏の精力的な研究活動は、尖石遺跡の調査を通じて、縄文人の行動や社会の解明に取り組んだ宮坂英弌の業績を顕彰する宮坂英弌記念尖石縄文文化賞の趣旨に沿うものであり、まことにふさわしい受賞者である。

令和3年(2021年)9月12日
宮坂英弌記念尖石縄文文化賞選考委員会 
委員長  小林 達雄 

第22回受賞者 福永将大氏 写真 第22回受賞者 福永将大氏

授賞式

第22回尖石縄文文化賞授賞式の日程が決まりましたのでお知らせいたします。
※今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方の出席はご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます。

「第22回宮坂英弌記念尖石縄文文化賞授賞式・記念講演」
日時:令和3年(2021年)10月9日(土曜日)午前10時~午前11時30分
場所:尖石縄文考古館ガイダンスルーム
授賞式終了後、同じ会場で記念講演を開催します。記念講演につきましても一般の方はご聴講できません。授賞式参加者のみご聴講いただけます。ご了承ください。

関連情報

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