市内のコミュニティスクールの取組の様子 No.2
令和4年2月に、令和3年度コミュニティスクールのまとめの会の実施を計画しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、発表会は中止になりました。
そのため、各学校のコミュニティスクールの参加者は発表予定校の資料を読み、自校のコミュニティスクールの取り組みを振り返るなかで学びを深めましたので、その感想をお伝えします。
令和3年度の発表予定校は、東部中学校、湖東小学校、金沢小学校です。
今回は湖東小学校の活動を紹介します。
【湖東小学校】 地域も保護者もさらにつながり、次の一歩へ
湖東小学校は、「学校を地域の方の場に、地域を子どもの学びの場に」と、地域とのつながりを大切にした学校づくりを目指しています。
詳細につきましては、下部の添付ファイルをご覧ください。
各校のコミュニティスクールが資料から学んだことや感想など
- コーディネーターの方がおたよりを出されているところがすごいと思いました。教職員は入れ替わるので、このように地域の方が中心となってやっていただけるのが理想だと感じました。
- 地域の方の力を借りて、その地域ならではの文化や伝統を学ばせていただいたら、次は学んだことを自分たちのものにして、今度は学校から発信できないものかと思っているのです。
例えば、湖東小学校の実践から学べることとすると、豆腐を作る技術を学んだら、自分たちで技をさらに高め、湖東ブランドの豆腐を地域の方に提供することはできないでしょうか。はじめは無料での試食のような形だと思うのですが、よい製品ができるようになったなら、道の駅や農協などで販売してもらうことも可能のように思います。
総合的な学習というのは、そこまでやって初めて生徒たちの満足感と充実感に結び付くように思うのです。湖東の実践から私自身が今後取り組んでみたいことを考えることができました。
- 湖東小学校の「わくわく講座」では、様々な団体に協力をしてもらい特色ある活動を行っていることにより,子どもたちが自主的に生き生きと学んでいると共に、地域の方々のやり甲斐にも繋がっていることが伝わってきた。
- 来年度、生活科・総合的な学習の時間に、専門的な知識・技術のある方とつながることができるように計画を立てたい。また,どの学級でもそういったつながりは大切にするべきだと思う。
今年度、私の学級において、総合的な学習の時間に、地域の方に講師として来校いただいた。児童にとって大切な時間であったことはもちろん、講師の方にとっても「私も子どもと話ができて楽しい。」という感想をいただいたように、役に立っていることを感じることができた。
この方のように子どもと関わりたい人が他にもたくさんいるのではないかと感じた。
各校の実践を参考に、積極的に活用していきたい。