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お米作り体験で収穫の喜びを味わう

高原のさわやかな景色と気候を感じる 米作り体験に参加してみよう

田植え体験

5月中旬の土曜に行われる手田植え体験「田植まつり」

八ヶ岳の麓に広がる茅野市は、豊かな自然と、高原から湧き出す清流に恵まれています。また、標高が高いため日照量が多く、昼夜の寒暖差が大きい地域でもあります。

一般的に、高地での米作りは困難が多いとされますが、実は、茅野市では古くから米作りが盛んに行なわれていました。寒暖差によって稲穂は根元まで色づき、甘みの強い米が収穫できるのです。たとえば、米沢地区で産出される米は、江戸時代には信州高島藩へ献上されたほどの一級品。現在でも、伝統を守り米作りが続けられています。

さて、大泉山の麓には、水量豊富な「多留姫の滝」が流れ落ちています。市の指定文化財にもなっている名勝ですが、そばには地域の伝説にも名を残す「多留姫(たるひめ)」を祭神とする多留姫神社が立ち、周辺には「神田(じんでん)」があります。神田では、稲につく害虫を払い豊作を祈願する「稲虫まつり」や、季節に合わせて田植え、稲刈り、脱穀などの米作りイベントを開催。秋には収穫したもち米による「餅つき大会」も行われます。

また、多留姫神社周辺は「多留姫文学自然の里」として整備され、松尾芭蕉や小平雪人らの作品を刻む、約20の歌碑が点在するエリアでもあります。自作の俳句や短歌を投句できる「投句箱」が設置されており、年に1回、作品審査も行われます。入選作品は毎年開催される「多留姫文学祭」で展示・表彰されるので、米作り体験の後は散策を楽しみ、「投句箱」を見つけて投句してみましょう。

 

◆column

麓の多留姫神社からスタートし、点在する歌碑を探して歩いてみましょう。周囲の風光明媚な景色を楽しみながら順路を歩くと、大泉山の頂上に到着することができ、ちょっとしたハイキング気分が味わえます。

稲刈りから天日干しの画像

9月下旬の「稲刈まつり」では稲刈りから天日干しまで行う

 

脱穀まつりの写真

10月中旬には昔の農機具を使った「脱穀まつり」を開催

 

マスコットキャラクター紫音さん

かつて周辺で見られた藤の花と滝の音から名付けられたマスコットキャラクター「紫音」

 

 

〈DATA〉

多留姫文学自然の里

たるひめぶんがくしぜんのさと

住所:長野県茅野市玉川

TEL: 0266-72-2101(茅野市教育委員会生涯学習課)

ホームページ:多留姫文学自然の里

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