ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

「百日咳」が流行しています

全国的に百日咳が流行しています。

県内では、令和6年は33人の届出でしたが、令和7年は5月4日までに186人の届出がありました。諏訪保健所管内でも、令和6年は0人でしたが、令和7年は5月4日までに8人の届出があります。

乳児に感染すると重症化する恐れもありますので、予防接種など早めの対策をお願いします。

百日咳とは

百日咳菌の感染によって、特有のけいれん性の激しい咳発作を特徴とする急性の軌道感染症です。

いずれの年齢でもかかりますが、小児が中心となっています。

主な症状

約7~10日間の潜伏期間があり、全経過で約2~3か月で回復すると言われています。

  1. カルタ期:風邪症状で始まり、次第に咳の回数が増え程度も激しくなります。(2週間程度)
  2. 痙咳期:次第に特徴のある発作性けいれん性の咳となります。合併症としては、肺炎や脳症もあり特に乳児では注意が必要です。(カルタ期後2~3週間)
  3. 回復期:激しい発作は次第に減衰します。成人の百日咳では。咳が長期にわたって継続しますが、やがて回復に向かいます。

感染経路

鼻咽頭や気道からの分泌物による飛沫感染や、感染者と接触したりすることによる感染(接触感染)とされています。

治療方法

生後6か月以上は、抗菌薬による治療が検討されます。

予防と対策

百日咳の予防には五種混合ワクチン等の接種が有効です。

五種混合ワクチンは生後2か月から定期予防接種として実施しています。早めに接種を開始いしてください。

五種混合ワクチンについて

関連リンク

皆さまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)