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アメリカ『TIME』誌でも話題に!奇想天外な茶室のある光景

これこそ「SNS映え」の極致!?唯一無二の世界観に釘付け必至

飛んでいる茶室

両脇の柱からワイヤーで吊られた「空飛ぶ泥舟」

 

屋根にタンポポを生やした自邸や、全面をブリキでパッチワークのように覆ったギャラリーなど、オリジナリティあふれる建築作品で知られる茅野市出身の建築家・建築史家で「江戸東京博物館」の館長も務める藤森照信(ふじもりてるのぶ)氏。世界的建築家・隈研吾(くまけんご)氏をして「見たこともないのに懐かしい」と言わしめるその作風は、一度目にすると忘れられないほど独特です。

もともとは建築関係の研究者として知られる存在でしたが、縁あって、故郷に建てられることになった「茅野市神長官守矢史料館」で建築家デビュー。ユニークな作品で、建築界に衝撃を与えました。以降、国内外に40以上の独創的な建築物を手掛けています。

茅野市内には、氏の構想・建築による3つの茶室を公開しています。徒歩圏内にあるため、3建築を一気に巡って楽しめます。

最初に造られた茶室は、空中に吊り上げられた「空飛ぶ泥舟」。地上約3.5mに浮かぶようにワイヤーで支えられ、角度によっては宙を飛んでいるかのように見えます。残念ながら中に入ることはできませんが、ふっくらとしたシルエットや、建築に使用された自然素材など、外観のみでも十分に堪能できる建築物です。

そこから少し歩くと、地上6mの木の上に乗る「高過庵(たかすぎあん)」と、半分が土に埋まった竪穴式茶室「低過庵(ひくすぎあん)」が姿を見せます。どちらも藤森氏が実家の畑に建てた個人的な茶室で、中に入ることができませんが、建物が置かれた奇抜なシチュエーションは、写真映え必至です。天気のよい日を狙って、ぜひ出かけてみてください。

 

◆column

4つの作品はすべて、藤森氏が生まれ育った茅野市宮川の地にあります。なかでも注目は、「高過庵」。『TIME』誌により「世界でもっとも危険な建物トップ10」に選ばれています(ちなみに1位は「ピサの斜塔」)。海外からも注目の建築作品は、一見の価値あり!

 

高過庵の写真

2本の木で支えられている不思議な茶室「高過庵」

 

〈DATA〉

空飛ぶ泥舟・高過庵

住所:長野県茅野市宮川389-1

交通:JR茅野駅から車で10分

入館:外部のみ見学自由

 

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