八ヶ岳西麓りんご生産アカデミー 「先進地視察」
八ヶ岳西麓地域りんご生産アカデミー先進地視察を実施しました
昨年12月に開講した「八ヶ岳西麓地域りんご生産アカデミー」では、本年1月から参加している一期生と、来年度の二期生への参加希望者を対象とした先進地視察研修会を9月5日(土曜日)に実施しました。
一期生の半数近くがこの秋からりんご栽培に向けたトレリス(棚)の設置等を開始し、春の苗木定植に向けた準備を進めている絶妙なタイミング。高密植栽培に先進的に取り組む生産者の栽培状況や生産ポイントを学び、さらに導入が必要となる選果場の状況を知ることで、今後の生産や経営のイメージをより鮮明にしてもらうことが狙いです。
白鳥フルーツ農園の視察
先進的農家の視察として、伊那市西箕輪で5ヘクタールのりんご高密植栽培を中心に経営を展開されている「白鳥フルーツ農園」の白鳥勲さんの農園に伺いました。
冒頭、JA上伊那果実係長の清水里枝子さんより、上伊那地域のりんご生産について解説いただきました。管内の生産者は減少傾向にあるものの、若い方が栽培面積を増やしていることで結果的に総栽培面積は増加しており、ブドウやナシと合わせた生産が進められているとのことです。
白鳥さんからは「りんご栽培がとても楽しい。現在5ヘクタールまで増やしたが、これからもっと増やしたいけれど農地がない」とのお話がありました。また、上伊那にはJAと生産者が連携した「上伊那りんご高密植研究会」があり、生産から販売まで一貫した取り組みを行っている「幸せな地域」であると説明があり、八ヶ岳西麓地域としても、そうした取り組みの必要性を強く実感する機会となりました。
白鳥さんの園では、樹間50センチという高密植でりんごの樹が並んでおり、本格的な高密植栽培を初めて見る方も多く、参加者の多くはその光景に驚いた様子でした。

(先進的農家の経営に学ぶ)
JA上伊那果実選果場の視察
続いて、JA上伊那果実選果場を訪れました。この施設は、JA上伊那管内8市町村の生産者が栽培した果実(りんご、もも、なし)を選果機で選別・荷造りし、主に中京・関東・関西市場へ出荷している基幹施設です。
現在2つの選果機が稼働しているものの、生産増加に伴い選果が間に合わない状況も発生しているとのこと。今後はさらに自動化を進め、人手をできるだけ削減できる先進的な新しい選果機の導入も検討されているとのことでした。
八ヶ岳西麓地域はもちろん、JA信州諏訪管内には果実の選果場がないため、初めて見る施設に参加者の皆さんは興味津々。産地化が進めば、将来は八ヶ岳西麓地域にもこんな選果場ができるかもしれないと、期待を膨らませていました。

(大規模選果・出荷の現場を見学)
いよいよアカデミーの講座は二期目へ
りんごアカデミーは、一期生の1年間の講座が最終段階を迎えています。すでに二期生の方の応募もいただいており、12月には受け入れを行い、年明け1月から二期目の講座がスタートします。アカデミーでは一期生も二期生の講座を受講できることとしており、先輩・後輩が一緒になって切磋琢磨できる環境が整います。
二期生の募集はすでに終了させていただいておりますが、もしこのタイミングで入講を希望される方がいらっしゃいましたら、9月末日までに下記までお問い合わせください。
【お問い合わせ先】 茅野市農林課 電話:0266-72-2101(内線402)

