11月の考古館
11月の考古館
- 国宝「土偶」(縄文のビーナス)実物展示再開!
- 今年度最後の「縄文ゼミナール」
- トロフィーと賞状展示中!「縄文ドキドキ総選挙」
- 第21回宮坂英弌記念尖石縄文文化賞授賞式
- 縄文文化大学講座
- 今後のイベント
国宝「土偶」(縄文のビーナス)実物展示再開!
令和2年9月中旬より、新潟県十日町市博物館へ貸出をしていました国宝「土偶」(縄文のビーナス)が帰ってきました。尖石縄文考古館では、11月21日(土曜日)より実物展示を再開しています。
現在は、国宝「土偶」(縄文のビーナス、仮面の女神)2体とも実物展示となります。
国宝「土偶」2体の、令和2年度(2020年度)の貸出はすべて終了しましたので、今年度中は2体とも、当館にて実物をご覧いただける予定です。冬の時期は、夏の時期に比べて来館される方も少ないため、「いつかの展覧会で見たけど、ちょっとしか見られなかった、、」という方も、当館でゆっくり見ていただけるのではないでしょうか。皆さまのご来館をお待ちしております。
関連ページ:<尖石縄文考古館所蔵資料の貸出情報>
今年度最後の「縄文ゼミナール」
11月14日(土曜日)、今年度最後となる、第3回縄文ゼミナールが開催されました。
桶川市教育委員会の藤沼昌泰さんをお迎えし、「みみずく土偶の姿―後谷遺跡の土偶たち―」と題して講演をしていただきました。当日は32名の方がご聴講され、みみずく土偶や櫛のレプリカも登場しました。
後谷遺跡出土のみみずく土偶について、耳の部分に実際に木質が挿入されて出土していることや、特徴的な頭の表現が櫛を表現している可能性についてなど、大変興味深いお話をしていただきました。
第3回をもちまして、令和2年度(2020年度)の縄文ゼミナールはすべて終了しました。今年度「縄文ゼミナール」にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。来年度の開催は未定ですが、開催が決まり次第、<縄文ゼミナール>のページでお知らせします。
トロフィーと賞状展示中!「縄文ドキドキ総選挙」
縄文ドキドキ会様より、トロフィーと賞状、ビデオメッセージをいただきました。トロフィーと賞状は、早速、館内受付横に飾らせていただいています。
今回頂いたトロフィーは深緑色をしており、ヒスイをイメージされているそうです。大変鮮やかで綺麗ですね。
2016年度に行われた「縄文美土偶グランプリ」の際に頂いた賞状、トロフィーも一緒に飾ると、より一層華やかになりました。
当面の間、こちらに飾らせていただき、皆さまにも見ていただければと思っております。
応援していただいた皆さま、ありがとうございました。
関連ページ:<10月の考古館>
第21回宮坂英弌記念尖石縄文文化賞授賞式
11月22日(日曜日)、第21回宮坂英弌記念尖石縄文文化賞授賞式が開催され、令和2年度(2020年度)は、阿部昭典氏(千葉大学文学部准教授)が受賞されました。
第21回受賞者 阿部昭典氏
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方のご出席はご遠慮いただきましたが、多くのご来賓の方にご出席いただき、無事開催することができました。
受賞者へ、賞状と縄文のビーナスが形どられたトロフィー、目録、記念品が贈呈され、授賞式の後には、受賞者による記念講演が開催されました。
関連ページ:<最新の受賞者>
縄文文化大学講座
授賞式と同日の午後には、昨年度の文化賞受賞者、上條信彦さんによる縄文文化大学講座が開催されました。事前申し込み制での開催となり、当日は30名の方がご聴講されました。昨年受賞された「石皿・すり石」の研究について、さらに詳しいお話をお聞きしました。
来年度以降も、前年度受賞者をお迎えして、受賞された研究についてのお話をしていただく予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。
関連ページ:<縄文文化大学講座>
今後のイベント
<12月のイベント>
予定しているイベントはありません。
<12月、年末年始 休館日>
7日(月曜日)、14日(月曜日)、21日(月曜日)、28日(月曜日)~1月4日(月曜日)
※年末年始休業は12月28日(日曜日)~1月4日(月曜日)までの8日間となります。
関連ページ:<開館時間・休館日・観覧料>