このたび、茅野市議会第36代議長に就任いたしました樋口敏之でございます。
議長とは、大前提として中立公正で職務遂行に努める事と共に、民主的かつ効率的な議会運営を行い、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、茅野市議会18人の代表で、中立公正の上、議会をまとめる立場であるべきと思っています。
地方自治において、議会は、市長と共に市を支える二元代表制の一翼を担っており、執行機関に対する監視機能を果たすとともに、市民の声、多様化する市民ニーズを市政にどのように反映する事が出来るのか。反映実現のために、個々の議員の行動でなく、合議体としての議会が討議を重ね、いかに執行部を含む行政や市民との信頼関係を構築できるかが議会改革のカギだと考えております。
課題は山積しておりますが、多くを望んでも出来ません。地に足を付け、地道に中立公正の立場で行政や市民と議論し信頼関係の構築と議会をまとめて行く事に専念したいと考えます。
市民の皆さまにおかれましては、茅野市議会に対し、より一層のご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
今期4年間の議会の後半2年、議長の補佐を担うこととなりました。
さて、市は様々な生活分野で強者となれる人、弱者となってしまう人、そして中庸な人と多様な市民によって構成されています。これら市民の日常生活は茅野市の場合、500名を超える職員によって支えられています。この組織を統率するのが市長です。市長は強い権限によって市民すべてが暮らしやすいと思える市政を創って行かなければなりません。その政策手法が全市民に向けられているのか行政全般にわたって点検することが議会の一番目の任務です。また、市民の多様な希望を感知し、明日への提言を行うことも議会の役割です。
多様な議員によって構成されているのが議会です。議会の役割を全うするには、多様な議員の思いを一本にまとめることが力強い議会として肝要かと思っています。
裏方としてまとめ役を担えるように副議長として努力したいと思います。