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特別史跡 尖石石器時代遺跡

2017年8月25日登録

縄文時代の集落研究先駆けの遺跡
特別史跡 尖石石器時代遺跡(とがりいしせっきじだいいせき)


所在地 豊平南大塩
標高 1,070メートル
面積 67,000平方メートル(与助尾根遺跡を含む)
年代 縄文時代中期(約5000年前~約4000年前)
 

特徴

 尖石遺跡は、小学校教師の宮坂英弌が、縄文集落の研究を目的に発掘した、わが国最初の縄文集落研究の地です。
昭和5年から尖石遺跡の発掘を始めた宮坂は、昭和15年4月に集落究明を目的とした発掘調査を開始しました。同年6月には東京考古学会の例会が尖石遺跡で開催され、このとき帝室博物館監査官の後藤守一から、この尖石遺跡で日本で初めての石器時代集落の研究を成し遂げるよう激励されました。
この縄文集落研究の成果は、わが国最初の縄文集落論として発表され、高い評価を得ました。なお、尖石遺跡は昭和27年に縄文時代では最初の特別史跡に指定されました。
現在、尖石遺跡一帯は尖石縄文考古館を中心に史跡公園として整備されています。平成5年に特別史跡に追加指定された与助尾根遺跡一帯を含めると、約220軒の住居址が確認され、八ヶ岳山麓で最大級の集落であったことが分かっています。

 

東京考古学会第17回例会  和島誠一調査

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